ゴマダラカミキリ
2024 6 24 (art24-0661)
温州ミカンの木に、ゴマダラカミキリを見つけました。大型のカミキリで、黒色の体色に白色の不規則な斑紋があります。落ち着いた色合いのカミキリですが、柑橘類の害虫として知られています。イチジクの木で見かけたこともがあります。以前、イチジクの木に取りついていたミヤマカミキリをブログでとりあげました(art22-0456)。こちらのカミキリも大型で、体は褐色で微毛で覆われています。ゴマダラカミキリは、5月下旬から6月に羽化して成虫になり、葉や茎を食べます。葉の食害はまだよいのですが、茎の皮を食べて木を弱らせ、場合によっては、枯らしたりしますから、困ります。それでも、成虫であれば、姿が見えますから、捕まえて殺すことができます。しかし、幼虫は、茎の内部に潜り込み木質部を食い荒します。こちらは、姿が見えませんから、捕殺ができません。薬剤に頼ることになります。ただ、成虫を、産卵する前に捕殺すれば、幼虫の食害を減らすことになります。
見つけたゴマダラカミキリは捕殺しました。別の木に、もう一匹いましたので、こちらも捕殺しました。道向かいの畑に八朔の木が植わっています。持ち主のWさん言わく、カミキリムシを10匹ほど殺した、と。このところ、カミキリムシを念頭において、みかん畑を見廻っています。