今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

秋の例大祭 (2019)

2019 10 24 (art19-0182)
20日に、宮本神社の例大祭が行われました。数日降り続いた雨もあがり、この日は、時折日差しが戻っていました。境内で神幸式を済ませた一向は、神輿(大人用と子供用の2基)を率いて、温泉地区と上浅津区を巡る旅にでます。途中、2か所の旅所で休息し、祭祀を執り行います。神主さんによる神事、地元の小学生有志による ”浦安の舞” の奉納、地元代表者による玉串の奉天などです。

昨年は、神輿の引手として参加したのですが、今年は、班長として、また、区の会計係りとして、参列することが予定されていました。しかし、祭の数日前に帯状疱疹に罹り (art19-0181) 、参加できなくなりました。穴をあける訳にはいきませんから、家内が代理として参列することになりました。凡夫は、自宅で待機し、神輿の通過を見届けることになりました。

2基の神輿が家の横を通過しました。2階から写真におさめました。大人が曳く神輿一行も子供が曳く神輿の集団も、熱気に乏しく淡々と通過しました。昨年は、巡行の中にいたせいでしょうか、結構な盛り上がりを感じたのですが。祭は外から観るものではなく、内に入って楽しむものなのでしょう。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」です。
一方、子供神輿を取り巻く子供の数が少ないこと、そして、沿道で神輿巡行を見守る人が少ないことは、ここが老人集落ですから致し方の無いことです。こんな集落でこの種の祭を維持すること自体、大変なことです。毎年行っているそうですから、神社総代の奮闘には敬服します。

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ところで、家内は凡夫の代理として祭に参列しましたが、いくつか貴重な体験ができたようです。
旅所の一つの ”ふれあい広場” で、神事や "浦安の舞" の奉納と前後して、区の代表者による玉串奉天が執り行われます。地元の人が取り巻く中、家内も、会計係りの代理として、玉串を奉天したそうです。この種の機会はなかなかあるものではありませんから、貴重です。凡夫も、1月に開催された「どんと祭」で、同じような状況で、玉串を奉天しましたから、それが分かります (art19-097)。
もう一つ、神輿巡行には祝儀はつきものです。地元の人は、自宅近くの沿道に立ち、金一封や酒を献じます。神社副総代が受け取り、 ”誰の誰がし金一封/お酒云々” と記帳した後、軽トラックの荷台に積み込みます。この記帳は会計係りの担当です。家内は、軽トラの荷台に乗り込み、献酒用ラックに取り囲まれて、記帳を行っていたとのことです。中々できることではない、これまた、貴重な体験だったと思います。ところで、軽トラの荷台の乗り心地はどうだったのでしょうか。

家内にとっては長い一日になったようです。凡夫の代理役、ご苦労さんでした。

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