お雑煮(正月)
2021 1 4 (art21-0304)
正月三が日、早くも終わりました。今年の正月は、直前のドカ雪に見舞われ例年にない光景となりました。一面の白化粧、それも分厚い化粧です。その為、雪かき作業に精を出すはめになりました。降雪前に訪ねてくれた息子夫婦は、玄関アプローチの雪をかいて帰ることになりました。息子の嫁にとっては、初めてのことで貴重な体験になったことでしょう。息子夫婦が帰った後も雪かき作業は続きます。まずは、家の北側の脇道に溜まった雪の塊、家の屋根から落ちたもので、車の往来を遮断しています。スノーダンプショベルで川へ運び、車が通れるようにしました。これが2日。3日には、庭の雪の山。こちらは、スコップで道路脇の川へ運び投入します。連日続いた雪かきで、筋肉が悲鳴をあげています。ちょっと、やり過ぎたようです。
元旦にビデオ通話で娘夫婦と顔をみながら会話をしましたが、2人とも元気に暮らしているようです。子供達には言い続けてきたことですが、元気であることが一番です。それにしても、ビデオ通話は便利なものです (art20-0268)。ただ、音声のタイムラグが気になりましたが。
息子夫婦は県東部の賀露港と網代港へ出かけ、松葉ガニとハマチ、そしてブリの切り身と貝類を買ってきてくれました。カニは軽く湯がいて、ハマチとブリ、そして貝類は刺身で食べました。ハマチと貝類は息子のさばきです。旨い旨いと連発することになり、冬海の幸、美味しくいただきました。ただ、歯を痛めていた凡夫にはサザエの刺身は硬すぎて、文字通り、歯が立ちませんでした (art20-0302)。
さて、本題です。「お雑煮 (正月) 」は家内の担当です。
正月三が日3種のお雑煮を作りました。元旦の朝は鳥取の雑煮。最近テレビなどでとりあげられて知られるようになったぜんざいの雑煮です。甘い小豆のぜんざいです。2日は懐かしいので作ってほしいとリクエストがあったさつま芋の雑煮。3日は私の実家の大根と里芋のすまし汁の雑煮。雑煮といえば四角い餅を焼いて…、としか頭になかったのですが、鳥取で初めて丸い餅、焼かずに煮るということを知りました。
今年も栗きんとんや黒豆などおせち料理を作りました。その中の一つに “蓮根餅の袋煮” があります。これは約10年前に横浜友の会の料理教室で教えてもらったものです。油揚げの中にすりおろした蓮根、鶏肉、椎茸、銀杏、うずら卵を入れ、干ぴょうで口をむすび、煮汁で煮ます。蓮根の食感、たくさんの具、干ぴょうで閉じた油揚げの形が気に入っています。