畑の様子(1月中旬、2021年)
2021 1 21 (art21-0309)
畑を覆っていた雪がすっかりとけました。夏野菜のナス、ピーマン、パプリカは、昨年末に枝を払ったままの姿です。今の主役は、冬野菜のダイコンとカブです。この時期、すべき作業はほとんどありません。ダイコン
昨年末から収穫を始め、自家製ダイコンを日々味わっています。
少し早いのですが、ダイコンの葉を落とし土を寄せました。ダイコンの上部だけが見えています。この状態だと、ダイコンは乾燥することなく、凍ることもなく、新鮮な状態で維持できます。
カブ
1ヶ月前 (12月24日)に、ビニールシートを掛けました (art20-0301)。カブの生育温度は、15-25℃と言われています。この辺りの平均最高気温は、12月が10℃前後、1月、2月は7-8℃ですから、生育温度に足りません。12月になると、カブはほとんど成長しなくなりました。なんとかなるだろうと、しばらく様子を見ていましたが、さすがに、いけません。そこで、ビニールシートを掛けることにしました。これだけで、生育できる温度を確保できるかどうか疑問でしたが、しないよりましだろうと、実行しました。
その後の大雪で、ビニールシートはすっぽり埋もれていましたが、雪がとけると、ビニールシートの覆いは無事な姿を見せてくれました。ビニールシートの内側に水滴が付着していますから、内部の温度が外より高くなっているのでしょう。
ビニールシートを開けて、中を覗いてみました。何の手入れもしていないので、草が繁茂しています。カブはどうかと言うと、カブも成長し、丸玉を肥大させています。カブは、根が肥大するダイコンと違って、胚軸(子葉と幼根の間にできる茎状の部分)が肥大しますから、丸玉は、地表に形成されます。根は丸玉の下方にちょろっと伸びている部分で、土中にあります。
このカブは、2度目のやりなおし栽培分です。1度目に播種したカブは、生育途中でダイコンハムシに食べられ全滅しました (art20-0286)。急遽、畝を再整備し、10月21日に2回目の種を播きました。秋も深まり気温も下がってからの栽培ですから、どうなることやらと思っていました。