ウメの果実
2021 6 17 (art21-0351)
4年前に植えたウメの苗木が大きく育ち、今年は、沢山の花が付きました(3月15日のブログ、art21-0324)。花が終わり、新梢に葉が付き始めると、その先端部に、幼葉がねじれるように裏側に巻く症状が散見されました。巻いている葉を開いてみると、数匹のアブラムシがいます。どうやら、この葉巻症状はアブラムシによるものです。巻いた葉を除去し、アブラムシの防除薬剤を散布しました。花数の割には着果数が少なかったのですが、幼果は順調に肥大し、5月には、 ウメ品種 “豊後” に大玉の果実が30個ほどついていました(3月15日のブログ、art21-0344)。大きさは十分でしたが、まだ、青いウメです。1ヶ月後の収穫予定日まで農薬の世話になりなくないなーとの思いが通じたのか、ウメの木は順調に果実を生長させました。ただし、強い風の日に、幾つか落しましたが。
6月に入ると、果実の上部が色付いてきました。赤黄色がだんだん濃くなり、今週には、ポトリポトリと落果するようになりました。梅干し用として、10個ほど収穫しました。果実は大型で、40-50グラムの重さがあります。一番大きなものは61グラムありました。
収穫までが凡夫の仕事で、梅干し作りは家内の仕事です。しょっぱい田舎風の梅干しでなく、甘酸っぱい梅干しをリクエストしました。黄緑色になった ”小粒南高” の果実と合わせて、美味しい梅干しを作ってくれそうです。現在、紙箱にいれて追熟させています。