今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

6本組み木(4)(パズル、木工)

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6本組み木パズルは、6本の木片(角棒形で、中央部に凹状の溝がついている)を組み合わせて、一つの形をつくる遊びです。

解き方は一つではないことを、前回のブログで示しました。6本組み木(2)には、少なくとも、3つの解き方がありました。

6本組み木(2)のように無加工(溝のない)の木片が一つ含まれている場合には、その木片を手がかりにして、組み方を探ることができます。無加工の木片は、抜いたり差したりできますから、他の木片を組み込む手立てになります。また、無加工の木片を納める溝を、2つの木片を合わせて構成する必要がありますから、木片のペアを探る手立てとなります。こうしたところからヒントを得て、解くことができます。

しかし、無加工の木片がなく、6つの木片がいずれも異なる形状の溝をもっている場合には、そうはいきません。どうやって解くのか。なかなか、難しいパズルです。

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6本組み木(3)(パズル、木工)

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6本組み木パズルは、6本の木片(中央部に凹状の溝がついている角棒)を組み合わせて、一つの形をつくるパズルです。

パズルの解き方(組み合わせ方)は、一つしかないかと言えば、そうではありません。
例えば、6本組み木(2)の場合。
完成形(組み合わせAとします)は2個の木片が重なった3つのペアで構成されます。それぞれのペアの木片に、1-2,3-4,5-6と番号シールを張り付けて、並べてみます。

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木片2と3は同じ形ですから、180度回転(’を付けて表す)させる必要があります(点対称の関係)が、交換ができます。そうすると、ペアの木片は、1-3’,2’-4,5-6になります。これを組み立てると木片2と3の番号シールが向こう側に回り見えなくなります。これを、組み合わせBとします。

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さらに、木片4と6は、一方を180度回転させると面対称の関係になりますから、交換できそうです。ペアは、1-2,3-6、5-4になりますが、隙間の形を合わせて並べます。(1-2)’,(3-6)’.(5”<ー>4’)。 ここで、”はひっくりかえす、<->は交換を表します。この並びは、鏡に映すと、元の並びに一致します。鏡像(面対象)関係にあります。

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この並びを向こう側からみると、数字ラベルは、(なし-4)(3-6)、(1-2)となります。これを組み立てると木片5の番号シールは向こう側になって見えませんが、ほかの木片の番号シールはすべて見えます。これを、組み合わせCとします。

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すこし、いじっただけで、組み合わせA,B,Cの3つの解があることが分かります。

6本組み木(2)(パズル、木工)

2026 2 19 (art26-0832)
6本組み木パズルは、6本の木片(中央部に凹状の溝がついている角棒)を組み合わせて、一つの形をつくるパズルです。

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試しに、長さ8cm の木片(16mm角の角棒)を6個用意し、一つ作ってみました(6本組み木 (1)、前回のブログ)。加工は、中央部に凹状の溝を掘るだけの簡単なものですが、すこしやっかいでした。寸法通りに加工しないと、ぐらぐらになってしまいます。加工の正確さ、そして技術が試されます。
組み木 (1) は、難なく組み立てることができました。しかし、溝の組み合わせによっては、そう簡単に組み立てることはできないだろうと思えます。他のものを作ってみることにしました。

ところで、凹状の溝を作るとき、ノコで2本の切れ目を入れて、切れ目の間を削って作れる溝(下図A)と、作れない溝(下図B)に分かれます。

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また、組み立てるとき、内部に隙間ができる組み合わせと、できない組み合わせに分かれます。後者の隙間ができないもののほうが、好まれています。

さて、ノコで2本の切れ目をいれて作った6本の木片をつかって、内部に隙間ができないように組み立てることができる、木片の組み合わせは314通りあると言われています。これに使われる木片は、無加工の木片を入れて、25種類だそうです。

この25種類の中には、3辺が掘られて、単独の凸状の突起をもったものがあります。これは、ちょっとした力で壊れます。こうしたものは、このパズルに慣れてから取り扱うことにして、まず、単独の凸状の突起のない木片の組み合わせのものを作っていきます(6本組み木 (2)と(3))。いずれも、無加工の1本を含みます。これらの組み合わせは、市販品のパズルで採用されています。

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6本組み木(パズル、木工)

2026 2 16 (art26-0831)
6本組み木パズルは、6本の木片(角棒形で、中央部に凹状の溝がついている)を組み合わせて、一つの形をつくる遊びです。

ネット検索から、溝の形が3種類だけでできているものを作ってみました。3種類と言っても、一つは溝の無いものですから、2種類の溝を複数(2個と3個)掘るだけです。

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作製
材料は、杉の端材から切り出した1.6mmの角棒です。その角棒を長さ8cmほどに切断して、6本の木片を用意しました。
溝を掘る方法は、いろいろあるでしょうが、手元にバンドソーがありますから、それを使うことにしました。まず、溝の両端の線に沿って、半分の深さの切り込みを入れます。次に、端から端まで、1mm程の間隔で切り込みをいれて、くし状にします。くし状になった薄い板をノミで削り取り、平らにします。

完成した6本の木片を組み立てました。6本組み木(1)の完成です。

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本『狭小邸宅』

2026 2 12 (art26-0830)
新庄耕の『狭小邸宅』(集英社、2013年刊)を読みました。
不動産会社に就職した若者が家を売る話です。販売ノルマに厳しい、売ってなんぼの業界で、売ることができない新人のもがきと奮闘です。狭小邸宅は、20坪程度の狭小地に建っている3階建ての住宅です。鉛筆のように細長いので、ペンシルハウスとも言われています。都市部の利便性のよいエリア(その分地価が高い)の、庶民?でも手の届く価格帯の戸建ての家です。

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家を売るには策略があるそうです。この小説の後半に、40歳半ばの半田さん夫婦に、世田谷の家 (7,580万円)を売った話がでてきます。半田さん夫婦は家探しは初めてで、予算は7,500万円でした。要望は、城南エリアの家で、利便性、広さ、環境です。

本命の物件(世田谷の家)に案内する前に、“まわし”の物件をいくつか案内します。これは引き立て役の物件で、要望のいくつかを再考させて、諦めさせるように仕組んでいます。要望の潰しです。
下のリストの5が売りたい家で、これが本命の物件です。この物件を売るために、1から4の"まわし"物件を順に案内することで、要望の一つの利便性を諦めるように仕向けていきます。

  1. 三軒茶屋駅から徒歩5分の3階建てのペンシルハウス(6,500万円)
    利便性をとると、広さや日当たりが望めない。
  2. 分譲中の土地、台形の不整形地や旗型の土地(5000万円前後)
    売れ残っている土地や利便性のよい所の土地は不整形である。
  3. 東が丘の2階建ての3LDK
    閑静な住宅地にあるが、駅から19分と遠い。
  4. 用賀の2階建て3LDK(8,589万円)
    日当たり良好。用賀駅から徒歩7分。価格が予算オーバー
  5. 世田谷の桜新町の2階建て3LDK(7,580万円)
    日当たりよし。駅徒歩15分とちょっと遠い。
また、”かまし”があります。
4の家を案内して、7,500万円では希望する家は無理かなーと思い始めた時、かましをいれます。 小説では、電話を受けたように見せかけて、「2週間前に完売した物件が、ローンキャンセルで再販売になった」と、伝えます。さらに「急ぎましょう。他の営業マンにも連絡がいっているはずだ」と言って、現地へ向かいますが、その道中、物件の概要を説明して、購入意欲を煽っています。
5の家(本命の物件)を案内して、半田さん夫婦の反応を見ながら、「城南じゅうの営業マンがこの一件のために客をつけようとしています。物件発表後は早い者勝ちです」とか言って、契約を急がせます。半田さん夫婦は、興奮し、平静さを失って、早々に契約に応じます。

この小説を読んで、一つ思い出しました。
定年退職後、京大医学部で研究を続けるため、横浜から京都へ移住しました。家内と2人で部屋を探しました。要望は、近くで、広い部屋、10万円以下の家賃でした。不動産の人に、医学部近くの賃貸物件をあれこれ案内していただいたのですが、どれも、いまいち気に入りませんでした。これが最後の物件ですよと、案内された物件がありました。ただ、そこは、北部キャンパスの東側で、医学部キャンパスからかなり離れていました。また、家賃は10万円を越えていました。しかし、そこに決めました。広くて環境がよかったのです。

そこから毎日、徒歩で、本部キャンパスを突っ切って研究室へ通いましたが、それはそれで楽しいことでした。

大雪の影響

2026 2 9 (art26-0829)
いやはや、天気予報通り、大雪でした。
昨日起きると、雪が降っていました。しかも、25cmほどの積雪。朝食前に、玄関前通路の雪かきと、庭木の雪下ろしを行いました。雪は止むことなく降りづづけ、午後には新たに20cmほど積もりました。そこで、夕方、2回目の雪かきと雪下ろしを行いました。

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今回の大雪は、短時間の降雪によるものですから、各方面に影響がでました。
その一つは、昨日の日曜日、米子市で開催が予定されていたNHKのど自慢です。当日の朝、中止が発表されました。この番組は生放送なので、天気に左右されるそうですが、大雪による中止は異例だと報じられていました。振替公演はしないとのことですから、出場者と縁者はがっかりしているでしょう。一視聴者である凡夫も、ちょっぴり。高専の3年半ほど米子市に住んでいました。

もう一つは、衆議院選挙の投票率です。鳥取県の小選挙区の投票率は、47.7%でした。これは、前回の58.1%より10.4%低く、過去最低の投票率だったそうです。 大雪のなか、投票所へ出向くのは大変です。
ここの地区の投票所は、農事集会所に設けられていました。会場への主要な道路は、雪かきが行われていて、問題なく通行できました。朝早くから、選管の人が動いたのでしょう。ここは平野部ですから、問題はなかったのですが、山間部では、大雪のため開始時間を遅らせたり、閉鎖時間を繰り上げたりしたそうです。いづれにしても、選管の人、ご苦労さんでした。
なお、鳥取県の小選挙区、1区では石破氏が2区では赤沢氏が当選しました。湯梨浜町は2区ですが、隣接の倉吉市と三朝町は1区です。結果は予想通りでした。

毎年、雪が降りますから、雪には慣れている筈ですが、今回のような、短時間にどーっと雪が降り積もると、対応が後手にまわります。山間部では積雪が100cmを超えますから、対応も並大抵ではないのでしょう。

ところで、今回は、ミカン畑に出て、雪下ろしを行いました。

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区費

2026 2 5 (art26-0828)
区民は区費を払います。ただ、区会は地域住民の任意組織なので、区費の支払いは強制されるものではありませんが、区民総会等での取り決めにより支払いが求められます。
区費は、防犯灯の設置や電気代、ゴミ集積所の管理、神社祭やスポーツ大会と交流行事、災害時の備蓄品など地域運営費として使われます。

今年は班長の当番年ですから、班長の仕事として、班の全24軒から区費を集めました。そのなかの2軒は、一人暮らしの高齢者が施設に入居中とのことで、誰も住んでいない不在宅でした。こうした長期の不在宅から区費を集めてよいのかなーと思いながらも、近隣在住の子供さんから区費を受け取りました。

受け取りはしたのですが、大きなひっかかりが残りました。区費は地域運営費です。その地域に住んでいることを前提にしたものですから、その地域に住めなくなった人は支払いの対象にならないように思えます。
区費の支払い、免除はできないものかなーと、家内と話し合っていました。

ちょっと、調べてみると、独居老人が高齢になり施設に入居した場合に区費を減免しているところがあります。半額減免と全額減免があります。どうも、半額が多く採用されているようです。全額の方は、80歳以上の高齢者の場合に適用されています。何らかの免除が一般的なようです。

期を同じくして、先日の班長会議で、この区費の免除が議題となりました。話し合いの末、我が区も、独居老人が高齢になり施設に入居した場合には、区費が全額免除されることになりました。ただし、本人や縁者による自主的な支払いは拒まない、とのただし書きを付けて。

これで、ひっかかりがとれて、すっきりしました。

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読経

2026 2 2 (art26-0827)
先月の末、父の命日に家内と仏壇の前に座り、読経しました。毎年行っていることです、と言っても、ここに戻ってからですから7,8回目となりましょうか。祖母、父母、温泉のおじさん夫婦の5人の命日に、家内と二人で行っています。家内も凡夫も、故人のいずれにも面識があります。祖父は、早くに亡くなりましたから、面識はなく、写真でしか知りません。

読経は正信偈です。正信偈は親鸞聖人が各種の経を基に、本願念仏の教えを論考し、それを7文字の120句の詩句にもとめた偈文です。謂わば、考察論文です。正信偈の前半は、大無量寿経に依拠して、阿弥陀仏の本願と、その名号(南無阿弥陀仏)を解き、後半で、インド・中国・日本の7人の高僧(龍樹・天親・曇鸞・道綽・善導・源信・源空)の業績や徳を紹介しています。
なお、お経を仏(釈迦様)が説いた教えを書きとめたものとすれば、正信偈はお経ではないのかもしれませんが、習慣的に、お経を読もうといって、正信偈を声を出して唱えています。

ところで、司馬遼太郎は、『街道をゆくシリーズの因幡・伯耆のみち』の中で、因幡の源座という妙好人の話題に触れて、浄土真宗についてこう記述しています。「人間の多くは悪人(聖性を得る能力をもたない存在)であるとし、さらには不信の徒であるとする。阿弥陀如来の本質として(本願として)、それでもなお人間を見すてず、たとえ人間が如来から逃げまわっても追っかけていってことごとく救う」と。
さらに、「親鸞聖人の思想は、人は宇宙の意志(その本質は慈悲)によって、平等に生かされている。そして平等に死ぬ。死んでも、地獄・極楽というような不平等はない」と。

それでもなお人間を見すてず、たとえ人間が如来から逃げまわっても追っかけていってことごとく救う、なかなか平易で的確な表現だなーと、思います。ある種、妙文です。

仏壇の下段に置かれたスナップ写真の父と母は、笑っています。横浜からの帰省時に、玄関通路で写したものです。 父母がそうであったように、家内と二人で、夕食前に仏壇に手を合わせています。

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