今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ヒロヘリアオイラガの成虫

2022 6 30(art22-0454)
柿の葉にヒロヘリアオイラガの幼虫が見られるようになりました。ヒロヘリアオイラガは葉の裏に多数の卵をうみつけますから、孵化した幼虫は集団で葉を食べます。小さい幼虫は、葉の表側の表皮を残して葉肉を食べるので、食後の葉は、白っぽい薄皮だけになります。大きく育った幼虫は、葉全体をバリバリ食べます。

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柿の木を見て回ると、薄皮だけの葉や丸く欠けた葉がみられます。そんな葉の裏側には、ヒロヘリアオイラガの幼虫がいます。しばらくは、捕殺作業が続きます。

成虫を探したところ、葉にとまっている成虫を見つけました。体長 3cmほどの蛾です。翅(前翅)は緑色で、外縁に太い褐色の帯があります。数十個の卵をうろこ状に並んだ卵塊として葉の裏に産みつけます。

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家内の寄稿
暑い日の一皿

2022 6 27(art22-0453)
梅雨とは思えない暑さが続いています。
我が家の台所にはクーラーがありません。なるべく調理に火を使いたくありません。良いレシピがあります。横浜友の会の食研究グループの ”おすすめレシピ” の一つ「鶏のやわらかレンジ蒸し」(レシピのページへ)です。
鶏胸肉が柔らかく、とても簡単。にんにくとラー油の入ったソースが暑い時にピッタリです。肉に添えた野菜は我が家の畑でとれたものです。きゅうり、ミニトマト、焼きピーマン、焼きナス。いただきもののじゃがいも(カレー味の粉ふき芋)といんげん。どれも取れたての新鮮な物ばかりです。

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畑(野菜)の様子(2つづき)

2022 6 23(art22-0452)
前回の続きです。
トマトは、大玉の桃太郎(4株)と小玉のミニトマト(3株、ピンキー、フルティカ、千果)を育てています。桃太郎は、株間を狭くして1本で仕立てています。ミニトマトは、株間を広くとって、3~5本仕立てです。半ば、放任していますから、下部から発生した脇芽が大きく生長し、かなり混み合っています。支柱を追加して、茎葉が重ならないように誘引しています。
果実は、まだ収穫できるほど生育していません。しかし、幾分か白っぽくなりました。なかには、赤味がかっている果実も見られますから、そう遠くない日に、トマトを食べることができそうです。

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ナスは、3株(黒陽、千両二号、庄屋大長、いずれも早生品種)を育てています。トマトとキュウリに挟まれて、場所がら日陰になりやすのですが、それなりに育っています。千両二号の果実は大きく育ちましたから、収穫して食べました。

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ピーマン(3株、エース2株と京みどり)の生育は今一で、まだ、小さな株です。しかし、果実を付けています。

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畑(野菜)の様子(2)

2022 6 20(art22-0451)
梅雨に入ったと言うのに、晴日が続いています。
トマト(7株)、ピーマン(3株)、ナス(3株)、キュウリ(4株)、ともに順調に生育しています、と書きたいところですが、ピーマンの生育が今一です。

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ピーマンは肥料反応性が低いと言われています。凡夫の野菜栽培は、追肥で育てることにしています。そのため、元肥を少なくしています。植物体の生育状態をみて、適時追肥を施します。ピーマンは肥料反応性が低いので、他の野菜が反応しても、ピーマンは、なかなか反応しません。大きくなったトマトとキュウリに挟まれて、縮こまっているように見えるピーマンですが、まあ、そのうちに、追肥が効いてくるだろうと思います。

キュウリは、異なる品種4つ(北進、強健豊作、夏すずみ、うどん粉強し)を栽培しています。このところ、生育が旺盛で、親づるの先端が2m近いネットの上部に届いています。次々と開花させ、指大の幼果を沢山付けています。
北進と夏すずみは1本づつ収穫しました。初生りキュウリ、皮が少しかためでしたが、美味しくいただくことができました。

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ウメの収穫

2022 6 16 (art22-0450)
今年も、ウメの果実を収穫しています。
畑の北東端に植わっている5本の梅の木、手前から、小粒南高、甲州小梅、南高、白加賀、そして、豊後、に今年も果実が付きました。
ウメの果実は梅干し用ですから、青いウメではなく、赤黄色に変色した熟果を収穫します。実際は、落下するようになってから収穫します。収穫した果実を紙箱にいれて追熟させ、十分熟した果実を梅干し作りに供します。

豊後ウメの果実にかいよう病が発生しました。これは、シュードモナス属の細菌によるもので、果皮に水浸状の赤褐色の斑点様の病斑が現れます。農薬で抑えることはできますが、自家食用のウメですから農薬散布を控えていました。病気は広がりましたが、枝単位で感染するようで、病斑のみられない果実が沢山残っていました。それらと比較的病斑の少ない果実を収穫しました。自家用には十分な量(3Kg)の豊後ウメが収穫できました。

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大粒の豊後ウメの収穫の数日前には、甲州小梅を収穫しました。甲州小梅は、ある日、樹下に果実を10数粒ぼど落としていました。翌日、更に10数粒ぼど落としていましたので、樹上の果実を全て収穫しました。今年は、沢山(500g)とれました。

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今年も、塩分控えめの甘い梅干し(大粒と小粒)を家内が作ってくれます。自家製の小粒の梅干し、なかなかよいものです。大粒は、言うまでもありません。なお、南高ウメの収穫は、これからです。
   

プルーンの袋かけ

2022 6 13 (art22-0449)
昨年、プルーンが虫にひどくやられました。成熟期に、多くの果実が落下しました。果実には小さな穴があり、周辺が変色していました。同じ症状は、樹上に残った果実にも見られました。また、果実の表面に、内部からにじり出た密がつぶ状になって付着しているものも多く見られました。カメムシやシンクイムシ、そして、ヤガの被害だと考えています。

シンクイムシはプルーンの大敵です。プルーンの産地では農薬を散布して防除します。防除暦を見ると、5月から8月にかけて、10日に1回、農薬を散布することになっています。果実の内部に侵入したシンクイムシは農薬散布では退治できないので、発生したシンクイガの成虫を退治することになります。成虫の発生がだらだらと続くので、長い期間の農薬散布が必要です。

我が家のプルーンは自家消費用に栽培しています。そうそう何度も農薬を散布したくありませんから、別の方法で、防除することにしました。果実に袋を掛けて、シンクイガの成虫が果実表面に卵を産めなくすることです。しかし、実際のところ、どれぼど効果があるものか、わかりません。ただ、袋を掛けておくと、カメムシやヤガによる吸汁も防げるのではと思われます。もっとも、袋の上から、口器をぶすっと刺すかもしれませんが。

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袋掛け実施上の問題点は、1.袋の入手、2.袋を掛ける時期、です。
1.幸いなことに、湯梨浜町はナシ(二十世紀)の栽培を行っていますから、ナシ袋で代用できそうです。ナシ袋には、5月の摘果後に幼果に掛ける小袋と、6月に小袋の上から掛ける大袋があります。ここは、小袋を使うことにして、営農センターで購入しました。
2.シンクイガは、地中で越冬し、地上に出て蛹期を経て、成虫になります。成虫は、5、6月には発生するそうです。成虫は、果実の表面に産卵しますが、産卵盛期は7ー8月と言われています。袋掛けの適期は、産卵前ですから、6月でしょうか。ただ、幼果が大きくなると袋掛けも大変ですから、まだ、小さいうちが良さそうです。

3本のプルーンの木に、500袋程掛けました。2本のシュガープルーンに450袋、サンプルーンに50袋です。上を向いての作業なので、首と右肩が痛くなりました。ナシ農家の人はきつい作業をやっていますなー。
果実に袋を掛けたことの効果があればよいのですが、初めての試みなので、どうなりますかな? ただ、ちょっと懸念があります。使用した小袋は、金具止めではなく、糊で止める方式ですから、どれくらいもつものなのか不明です。ナシでは小袋を掛けて1ヶ月半後頃に、上から大袋を掛けますから、小袋に必要とされる耐用期間は1ヶ月半です。ここでは、9月の上旬まで(3ヶ月)もってほしいのですが、これまた、どうなりますかな?

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キマダラカメムシの卵と幼虫

2022 6 9 (art22-0448)
プルーンの葉の裏側に、数個の卵が付着していました。卵は球形で、すこし黄色ががった白色です。これは、キマダラカメムシの卵です。卵殻は硬くで、指でつまんだくらいでは潰れません。

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成虫をさがしたところ、いました。キマダラカメムシは大型のカメムシで、体の模様(黄色の斑点と筋)が独特です。昨年の5月にはウメの葉で見かけました (art21-0344)。

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後日、プルーンの葉に、孵化したカメムシの幼虫を見つけました。孵化したばかりの幼虫は、黄色の体色に黒色の縞模様がはいっていますが、時間がたつと、体色が赤色に変わって行きます。幼虫は卵殻を囲んで群がっています。
孵化した幼虫は、卵の共生菌カプセルを食べます。共生菌カプセルとは、親が、産卵時に、卵と一緒に産みつけた共生細菌の塊りのことです。孵化した幼虫はカプセルを食べて、共生細菌を腸内に取り込み、宿すことで、偏食に耐える体になります。

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【家内の寄稿】
布草履作り

2022 6 6 (art22-0447)
布草履を作ってみました。
随分前に作ったことがあったのですが、すっかり忘れていました。ネット動画を参考に、針金ハンガーにロープを掛けて、浴衣の生地で作った紐を通して編んでいきました。出来上がった布草履をはいてみると気持ちがいい。ネットには外反母趾予防や健康に良いなどと書いてありますが、ただただ履き心地がよく、大いに気に入りました。

他の人にも作ってあげよう、友の会の友愛セールにも出品してみようと考えると、良いものを上手に作ろうと気合が入ります。夫に編み台とループ返し(鼻緒作りに必要)を作ってもらいました。また、編んでいるうちに幅が狭くなってしまうので、サイズを確認できるように9センチ幅で24センチ長の型紙も作りました。布草履作り、とても楽しいです。

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8020運動

2022 6 2(art22-0446)
1日付けのA新聞の “声” 欄に、岐阜県の69歳の読者の声が掲載されていました。「ハチマル・ニイマル(8020)運動」を実践している人の話です。80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという運動です。残存歯数が20本あれば、たいていの食べ物を噛み砕くことができると言われています。また、自分の歯で咀嚼すると、おいしく食べることができるとも言われています。

平成元年に8020運動が開始された当初、8020の達成者は、10人に1人にも満たない状況だったそうですが、その後、達成者の割合は増加し、平成28年の調査では、51%が達成しているそうです。半数の高齢者が自分の歯でものを食べていることになります。

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さて、読者の声です。60歳のH氏は、朝夕の歯磨は、形状の異なる3本の歯ブラシに加えて、歯間ブラシとデンタルフロスも使って行っているそうです。また、歯茎を手指でマッサージしているとか。更に、月に一度、歯科医院で検診を受けているそうです。いやはや、おそれいります。
歯周病になった凡夫も、歯磨きを丁寧に行うようにしていますが、使っているのは歯ブラシ1本と歯間ブラシです。それでも結構時間がかかりますから、H氏が歯ブラシに掛けている時間は、相当なものでしょう。

永久歯は、親知らず4本を含めて全て生え揃うと上16本と下16本の総数32本になります。しかし、4本の親知らずは生えなかったり、抜いてしまう場合もあるため、歯の本数は人により28~32本となるそうです(ウィキペディアより)。凡夫の歯は、現在、上13本、下14本で、総計27本です。左上の親知らずだけが残っています。右上の2,6番が抜けています。32-33 (親知らず)-2 (右上2と6の抜歯) =27。その内の6本は金銀パラジウムですっぽりと被さった銀歯です。
8020を達成するためにという訳ではありませんが、この27本の歯をケアして、できるだけ長く自分の歯で物を食べたいと考えています。

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