今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ミカン

2025 10 30 (art25-0800)
田圃の片隅にもうけた小さな畑で、ミカンの木を育てています。温州ミカン、大実キンカン、ネーブルオレンジ、そして、レモンです。

今年も昨年同様に、温州ミカン(由良早生と宮川早生)と大実キンカンは果実をつけています。
由良早生ミカンは、果皮の緑色が薄くなり、黄色っぽっくなってきました。全体が黄色くなった果実を、試しに、食べてみました。田舎のミカンといったところです。市販の温州ミカンのように、ただただ甘いだけはなく、酸味があります。甘みと酸味のバランス、悪くありません。今年は、果実が沢山ついていますから、たっぷり食べることができます。

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宮川早生ミカンは、昨年もそうだったのですが、果実数が少なく、その分、大きくなっています。とても、温州ミカンとは見えない大きさです。果実数を増やそうと努めたのですが、今年も、失敗でした。果実の多くは、まだ、濃い緑色をしています。

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大実キンカン、今年も、沢山ついています。果実を見るたびに、これってキンカン?、と思います。よく見かける、つるんとした丸形のキンカンと違って、頭(果柄がついていないほう)がふくらんだ楕円形で、しかも尻(果柄がついているほう)がでこぼこしています。極く小型のミカンといった形状です。果実は、まだ緑色です。

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一方、レモンとネーブルは、今年もダメでした。
レモンは50個以上の花をつけたのですが、すべて不完全花で、一つも着果しませんでした。
ネーブルの方は、十数個の花が咲いて、幾つか着果したのですが、一つを残して、ビー玉大に育った頃、全て落ちてしまいました。一つだけ、落ちることなく肥大を続けたのですが、ゴルフボール大にまで育った頃、落ちてしまいました。

脱衣所のフローリング

2025 10 27 (art25-0799)
脱衣所の床のフローリングが老朽化し傷んできました。さらに、7月、風呂場の水道管の漏水を業者に頼んで修理してもらったとき、床に穴を開けての作業でした(art25-0770)。脱衣所の床を四角形に剥がして、床下の分岐配管を切断し、バイパス管を繋ぐ工事です。終了後、自分で、床の穴をありあわせのコンパネ平板で塞ぎました。しかし、周辺にすこし鋸跡の隙間が生じました。

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そこで、脱衣所の床全体にフローリング(床板)を張ることにしました。しかし、風呂に入る度に、取りかかろうと思いながらも延ばし延ばしにしてきました。先日、とうとう意を決して、ホームセンターへ出かけて、複合フローリングを購入しました。

フローリングを張った後、壁(正確には以前の床の巾木)と床の境目に巾木を取り付けると、狭くなりますから、巾木は使わないことにしました。そこで、床板を壁との隙間が生じないように、ぴったりはめ込むことにします。ただ、こうすると、板の伸縮による床面の変形が気になりますが。

作業
複合フローリング(15x150x1820mm)を6枚用意する。
6枚を並べてみて、色柄のバランスを取る。
脱衣所の壁面に合わせてフローリングを切断する。
接着剤や釘は使用しないで、フローリングを並べてはめ込む。

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なお、床の隅に洗濯機の排水溝へのパイプ(今は使っていません)が飛び出ています。ここは、端材に円形の穴をあけてはめ込み、パイプ回りを塞ぎました。端材はとりはずせるようにリボンをつけました。

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脱衣所の床がきれいになったと、家内は喜んでいます。

畑、野菜の様子

2025 10 23 (art25-0798)
畑の野菜区には、3本の畝が立っています。中央の畝には、ナス2株、ピーマン2株、そして、ミニトマト1株が植わっています。いずれも、夏から栽培を続けている株で、夏以降もずーっと収穫が続いています。

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9月4日付のブログ(art25-0784)で、総収穫量をまとめました。
ナス 34本、ピーマン 100個でした。
現時点での収穫量の総数は、
ナス、58本、ピーマン 204個です。
かなり増えています。収穫はまだ続きますから、この数字はもっと増えていくでしょう。楽しみです。

一方、ミニトマト(品種はフルティカ)は、お試し栽培として、株を残して管理してきました。新たに脇芽が出て、大きな茎となり、しっかりした株になりました。生育は順調だったのですが、一頃、タバコガの幼虫が発生して、茎の先端部を枯らしたり、まだ小さな果実に穴を開けたりしました。見つけては捕殺しましたが、見落としがあり、かなりな数の果実を失いました。それでも、残った果実は大きくなり、一部は、赤く色づき熟れてきました。食べてみたところ、なかなの味でした。トマトの秋栽培、検討の余地ありです。

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中央の畝を挟んで、両脇の畝には、ダイコンが植わっています。先日、防虫ネットをめくり、間引いて2本にしました。同時に、発酵鶏糞を追肥として撒きました。防虫ネットを戻しておきました。

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JLC(日本伐木チャンピオンシップ)in鳥取

2025 10 20 (art25-0797)
JLC(Japan Logging Championships、日本伐木チャンピオンシップ)in鳥取の第4回大会が、18日(土)と19日(日)に鳥取砂丘オアシス広場で開催されました。大会初日の18日、家内と二人で車で、自宅から1時間ほど運転して見てきました。

鳥取砂丘を素通りして、海沿いの道を東に走り、オアシス広場に近づくと、チェーンソーの爆音が聞こえてきました。時刻は10時を過ぎていましたから、競技はすでに始まっています。第2駐車場に車を入れて、隣接の第1駐車場を横切って競技広場へ向かいました。車のナンバープレートには、北は青森から南は鹿児島まで、いろいろな県外地名がみられ、多くの人が全国から駆けつけているようでした。

競技会場に行くと、伐倒競技、接地丸太輪切り、そして、枝払いの3つの競技が、同時並行的に行われていました。チェーンソーのエンジン音が会場に響きわたり、木くずが飛び交っていました。

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競技はソーチェン着脱、伐倒、丸太合わせ輪切り、接地丸太輪切り、枝払いの5種目で競われます。各種目ごとにポイントが設定されていて(高い順に、伐倒、枝払い、接地丸太輪切り、丸太合わせ輪切り、ソーチェン着脱)、獲得総計ポイントによって順位が決まります。作業のスピード(所要時間の短さ)と切断の正確さや質に応じて加点され、安全ルール違反や木へのダメージで減点されるそうです。

競技者は真剣です。また、切断結果を判定する審判員も真剣です。そして、競技用木材を設定する人も真剣でした。ミリ単位の違いが勝敗を分けますから。競技エリアは心地よい緊張感に包まれていました。

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配布されたガイドブックに、79名の出場選手(北は北海道、青森県から、南は、宮崎、熊本県から参加した全国の林業関連の仕事に従事している人)が、顔写真付きで紹介されていました。男性だけでなく、女性も。競技クラスは、3区分、男性のプロフェッショナルクラス(24歳以上)とジュニアクラス(24歳未満)、そして女性のレディースクラス、です。

競技に使われチェーンソーは、ハイエンドチェーンソーと呼ばれている、ハイパワーで耐久性、そして高機能を備えたものです。排気量が70-80㎤もあり、重さが6-7kgあります。メーカーはECHO、STIHL、Husqvarnaの3社が主流のようで、競技場近くに、各社の展示ブーツが設けられていました。

いずれの競技も、時間をかけず、ミリ単位の正確さで切っていくのですから、相当な技術が要求されます。特に、枝払い競技(いろいろな角度に差し込まれた30本の枝をもとから切断する)は、横に並んだ2名がヨーイドンでスタートし、重いチェーンソーを自在に縦横斜めに降りまわして切断していくのですが、早い遅いが一目瞭然ですから、選手は気が逸るようです。しかし、早ければよいといった競技ではなく、枝元からきれいに切ることも求められますから大変です。

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立ち見に疲れて、お昼前には会場を後にしました。出場選手は大変でしょうが、見物としては面白い大会だと思います。次回は決勝が行われる二日目に出かけようかと思います。
この日、ドジャースの大谷選手が、打者として3打数3安打3本塁打、そして、投手として7回途中無失点と大活躍でした。この異次元?のパフォーマンスを、TVの録画でみました。

鍋の取っ手の修理(木工)

2025 10 16 (art25-0796)
家内が愛用しているLuckyWood社のクックマスター鍋の取っ手が壊れて金属の柄がむき出しになりました。鍋をコンロにかけると、むき出しの金属の柄は熱くなりますから、素手では持てません。家内は厚手の手袋型の鍋つかみを持ち出して、むき出しの金属の柄をつかんで使っていました。よっぽど、気に入っているのでしょう。そこで、取ってを修理しました。

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この鍋の取っ手は筒状で、筒の両端から金属棒を差し込んで、中央で繋ぎ、筒を固定するようになっています。中央での繋ぎはネジ留めです。
取っ手は、40mm径の木製丸棒でつくることにしました。

取っ手作りの作業
  1. 丸棒(40mm径、1250mm長)を用意する。
  2. 丸棒の中心に金属棒を通す穴(8mm径と5mm径)を両端から開けて、中央で貫通させる
  3. 8mm径の穴側の末端、金属製の鍋の取り付け部が入るように加工する。
  4. 5mm径の穴側の末端、金属製のワッシャー(22mm径、3mm厚)がおさまるように、円形の穴をあける。
  5. 成形した取ってをはめて、ネジで固定する

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40mm径の丸棒で取っ手を作りましたが、家内の手には少し太いようでしたので、削って細くしました。ただ、あまり細くすると、強度が気になりますから、少しだけ。また、両端、特に鍋の取り付け側、は強度を考えて、そのままにしました。
家内は、さっそく、使ってみて、持ち易いと言っています。どこまで使えるかわかりませんが、不都合があれば、手直しするつもりです。

釣り

2025 10 13 (art25-0795)
9月末に釣りに出かけて、キスが釣れたことをブログ(キス釣り art25-0790)にのせました。釣り場は、天神川の河口でした。

それから2週間後、まだキスは釣れるのだろうかと、10月の4、5,6,11日の4回、釣りに出かけました。場所は、橋津港(東郷湖の河口と隣接)です。波が高く、砂浜からの投げ釣りができなかったので、波の低い港内で行うことにしました。橋津港は小さな港なので、魚が港内に入っているかどうか、疑念を抱きながら、針に餌をつけて仕掛けを投げてみました。

そこそこ、釣れました。以下は釣果です。
5日(日)キス2匹
6日(月)小型のマゴチ?2匹、 キンセンガニ1匹

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7日(火)キス8匹、セイゴ6匹、タイ1匹

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11日(土)キス8匹

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釣り時間は、午後3時半から5時半にかけての1時間半です。餌はアオイソメ。初日に600円分購入して、4回の釣り行で使い切りました。

5日と11日は風が弱く、波がほとんどありませんでした。6日と7日は風が強く、港外は大波で、港内の波もかなりありました。港内にいろいろな魚が入ってきていたのか、キスの他に、マゴチ?、カニ、セイゴ、タイが釣れました。これは、港外の波が高かったことと関係しているように思えます。北東の風でした。

海が荒れた日に、港内でいろいろな魚が釣れるのであれば、それはそれで楽しめます。ところで、11日にもキスが釣れましたが、いつまで、キスは釣れるものなのでしょうか。

第45回日本海駅伝競走大会

2025 10 9 (art25-0794)
5日の日曜日、高校生男子の駅伝大会があり、近くの道路を選手が走りましたので、見に出かけました。その日は、朝から晴天に近く、さわやかな日和でした。

昼食を済ませて、家から3分ほどのハワイゆ~タウン(天然温泉施設)横の湖岸道路へ行ってみると、沿道には何人かの人が立っていました。駅伝は、倉吉市営陸上競技場を出て、湯梨浜町と三朝町をぐるっと回って競技場へ帰る42.195kmのコースで、たすきを受け渡して7人の選手が競走します。競技場を正午にスタートし、この辺りを走るのは、12時40分頃のようです。
まだ、時間がありましたから、第2中継所が設けらている運転免許試験場近くへ移動しました。そこには、出場選手と関係者、そして観戦者の人集りができていました。

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12時40分頃、2区(距離は3km)の先頭の選手が湖岸道路を北向きに通過し、15分後には、3区(8km)の先頭の選手が南向きに通過しました。東郷湖の北東に折り返し点が設けられています。3区の選手は折り返し点で引き返すことになります。2区、3区とも、鳥取城北が、先頭を走っていました。
その後も鳥取城北は先頭をキープしたようです。結果は、1位、鳥取城北A (2時間4分24秒) 2位、佐久長聖B(長野県) 3位、佐久長聖Aでした。県勢の優勝は初めてだそうです。

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TVで駅伝はよくみるほうですが、現場でみるのは、ちょっと違います。選手の息遣いが感じられ、ほとばしる汗が目に入ります。全力で走っていることを感じます。TV観戦では、もっと早く走れないのか、とか追いつけるでしょう、とか勝手に思ったり言ったりするのですが、現場で、生の選手を前にすると、そうはいきません。拍手しながら声を掛けで応援しました。

オオシロカラカサタケ

2025 10 6 (art25-0793)
天候不順が続いています。雨が降ったり止んだりで、畑の見廻りに出かけられない日があります。
そんななか、畑のミカンの木の周辺にキノコが生えてきました。最初に見かけた時は、柄の先端に白いピンポン玉のような傘がついていました。地面近くの生え際から摘まみ取って捨てました。数日開けて畑へ行くと、傘が大きく開いたキノコが群生していました。地中の菌糸を取り切れなかったようです。白っぽいキノコなので、よく目立ちます。キノコは、オオシロカラカサタケのようです。

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キノコは上から下へ、傘、柄、ツボと区分されています。分類する上で着目する点は以下の通りです。
  • 傘   表面の色と形状、 裏面のヒダの色と付き方、 胞子の色
  • 柄   色と形状、ツバの有無と形状
  • ツボ  色と形状

  • さて、ミカン畑に生えてきたキノコの特徴は、
    傘 饅頭型で大きさは10-15cm、色は白色。 中央に薄茶色の鱗片様の模様ある。ヒダは白色。
    柄 白色で長さは10cm程。 リング状のツバをもつ。
    ツボ 白色。
    と、言ったところでしょうか。

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    キノコ図鑑には、オオシロカラカサタケは、食用キノコのカラカサタケに似ているが、毒キノコであり、摂取すると嘔吐や下痢の激しい胃腸症状を引き起こす、とあります。

    キノコの下部から摘まみ取って廃棄しました。これで、納まればよいのですが、菌糸が残っていると、また子実体が発生してくるでしょう。その時は、また、摘まみとって、捨てることになります。

    区民運動会

    2025 10 2 (art25-0792)
    秋の恒例イベント、区民運動会に今年も参加しました。

    天候が不順で、運動会の日 (28日) の天気が懸念されていましたが、当日の天気は良好で、運動会は滞りなく行われました。日射しが強く、ワイシャツを着ていたのですが、かなり日焼けしました。特に、手の甲は酷く、夕食時にその赤さに驚きました。畑作業でもこれほど日焼けしたことはありません。もっとも、畑作業は夕方が多く、しかも、軍手を着用して行いますから手の甲が日に晒されることはありませんが。

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    区民運動会は班対抗で競われます。従って、競技種目は班対抗種目とそれ以外の種目に分かれます。班対抗種目は、順位に応じてポイントが付与されます。獲得ポイントの合計で総合順位が決まります。

    (班対抗競技種目)
  • 飲食リレー(アンパン、ラムネ、バナナ、豆腐ちくわ、ビール)
  • 満水リレー
  • 綱引き
  • アベックリレー(二人三脚、縄跳び、風船割り)

  • (それ以外の種目)
  • パン喰い競走(小学生)
  • 踊り{はわい音頭、浅津小唄}(有志)
  • 宝物釣り(小学3年生以下と70歳以上)

  • 北部7班、南部8班の合計15班で競うのですが、班員の数に大きな差があります。班員が少ない班は、全ての班対抗競技種目にエントリーできませんから、総合優勝を鼻っからあきらめています。従って、班対抗とは言いながらも、実態は一部の班での対抗です。我が北部3班は、高齢者の多い、少人数の班ですから、この数年、満水リレーと飲食リレーのみのエントリーでした。満水リレーで好成績をとっては、喜んでいました。

    そこで、今年は、昨年の運動会で優勝した北部2班といっしょになって、北部2,3班の合同班として競うことになりました。全ての班対抗競技種目にエントリーできました。全ての競技から目が離せません。応援のし甲斐があります。なお、3班の人は、満水リレーと飲食リレーにエントリーし、2班の人との混成チームとして出場しました。

    で、結果はどうなったかと言うと、北部2/3の合同班の総合順位は3位でした。3班の人にとっては、満足な順位です。しかし、2班の人には、どうでしょうか。昨年は1位でしたから。北部2/3班の合同が続き、総合順位にこだわるようになれば、3班の人の出番はなくなるでしょう。そうなると、3班の人にとっては、観戦するだけの運動会になってしまいます。これまで、3班の全員が満水リレーに出場して、上位に入っては喜び合ってきましたが、そうしたことができなくなります。とても残念なことです。

    稲のポット栽培

    2025 9 29 (art25-0791)
    9月1日のブログ(稲穂の芒、art25-078")で、親子で稲のポット栽培を行っている山口県のグループのことに触れました。各人が自宅で育てている稲の生育状態について、定期的に意見交換を行う場(Zoom会議)を設けています。とある縁で、そのZoom会議に参加しました。ポット植えの稲は出穂後の登熟期にありました。その後、稲穂はどうなったのか気になりましたので、ほぼ一ヶ月後の9月27日に開催されたZoom会議にも参加しました。

    ポットの稲穂は、いずれも収穫期を迎えていましたが、その状態はさまざまでした。しっかり育った株から稲穂が出そろっているポットもあれば、株の生育が今一で、穂数が少ないポットもありました。なかには、カメムシによる被害を避けるため、刈り取りをすませたポットもありました。
    皆さん同じように育ててきたと思いますが、同じように稲は育っていません。同じようでも、どこか違っていたのでしょう。遠目にはこの辺りがとても面白のですが、当の本人は心外でしょうか。ただ、稲に限らず作物をちゃんと育てるのは容易なことではありません。なにせ、こうすればこうなるといった一義的な正解がありませんから。栽培マニュアルをみながら、各々がアレコレ考えて、自分なりにアレコレやってみるしかありません。どうなるかは、後のお楽しみです。
    とは言え、各人のポットの稲穂の状態は随分異なりますから、収穫量に相応な差異がでてくるでしょう。

    このグループの稲栽培のゴールは『自分で育てた稲を米にして食べる』だそうです。従って、稲穂ができたら終わりではなく、育てた稲穂を炊飯用の米にする必要があります。その工程は、稔った稲穂を刈り取り、乾燥させた後、籾にする(脱穀)、籾から玄米を取り出す(籾摺り)、そして、玄米から糠と胚芽を取り除く(精米)です。脱穀、籾摺り、精米には、それぞれ専用の機械がありますが、グループでは、手作業で行うようです。各人、アレコレ考えては試行することになるのでしょうが、収穫量の多寡に合ったやり方を模索することになりそうです。

    ポット栽培とは言え、自分で稲を育てて獲れた稲を食べてみるという取り組みは、大人、子供を問わず、よい経験となり、思考の基となる経験知を構築します。日々、当たり前のように、食べている飯がどういったものか、身をもって理解する機会になります。自分で育てた稲穂が茶碗1杯分の飯になるかどうか、逆に、茶碗一杯分の米を作るには、どれくらいの稲株を育てればよいのか、分かります。また栽培管理の良し悪しで、収量が大きく異なることを知ることになります。それなりの稲を育てるには、どうすればよいのか、学ぶ機会になります。

    こうした取り組みに興味を持ち、実行する親と子供が増えてほしいと思います。自分なりにアレコレ考えたり、アレコレやってみたり、アレコレ意見交換するような取り組みです。子供が興味をもつかどうかは、親、特に母親、の態度に左右されやすものです。親が興味を示せば、それをみている子供も、興味をもちやすくなります。子供は親の真似をしながら育つと言われいますから。なお、山口県の親子のグループは、母親と小学生です。
    子供が将来どの道に進もうとも、こうした取り組みを通して培われる経験知は、思考の基礎知識となって、作物の元肥のように大きく育つための土台を作ることになると思います。

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    キス釣り

    2025 9 25 (art25-0790)
    昨年、8月末に、近くの三軒茶屋海岸へ出かけて、キス釣りを楽しみました (art24-0678)。入れ食い状態でしたから、大量に釣れました。
    今年も、盆が過ぎて暑さが和らいだら、キス釣りに出かけようと考えていたのですが、一行に暑さが和らぐ気配がなく、延ばし延ばしにしていたら、8月が終わってしまいました。砂浜からの遠投で、キスが釣れるのは、8月一杯だろうと推測していましたから、今年は、キス釣りには縁がなかったと思っていました。
    が、しかし・・・・。

    先日の休日に、息子の家族が訪ねてきました。22日の朝、息子がキス釣りへ出かけると言うので、時期的に釣れないだろうと思いながらも、早く起きて同行しました。場所は、昨年キスがよく釣れた三軒茶屋海岸です。行ってみると、かなり波が立っていました。しかも、海岸浸食によって砂浜が流出し、埋設護岸がむき出しになっています。キス釣りには良くない状況でした。1時間半ぼどやったのですが、キスは一匹も釣れませんでした。

    息子は、翌日(23日)の朝も、キス釣りに出かけました。場所は、北条キャンプ場近くの海岸です。そこは、砂浜が健在?のようです。釣れないだろうと思っていましたから、2時間ほどして帰ってきた息子が、キスを見せてくれたときは驚きました。大型のキスです。この時期でも、まだ釣れるのかと認識を改めました。息子は、キスを自分でさばいて天ぷらにし、満足げに食べていました。そして、妻子を連れて帰っていきました。

    息子の家族が帰ったその日の夕方、キス釣りへ行ってみました。場所は、天神川の河口です。午後の4時から5時半までの1時間半で、11匹釣れました。ただ、すべて、16cm前後の中型のキスです。残念ながら、20cmを越える大型のキスは釣れませんでした。

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    遠投して、リールをゆっくり撒きながら、仕掛け(オモリ/釣り針-餌)を引き寄せていくのですが、波打ち際にかなり近づいたところで、アタリ(ぐっぐっとした引き)があります。どうやら、キスが群れているのは、海岸からかなり近い所です。 夏が終わり、海水温が下がってくると、夏の間浅瀬で群れていたキスは深場へ移動するので、海岸からの遠投では釣れなくなると推測していました。しかし、9月末でも、まだ、海岸近くにいることが分かりました。温暖化のため、海水温が低下する時期が遅れているのでしょうか。

    購入した餌が余っていましたから、翌日も、夕方、釣りに出かけました。午後4時から5時半です。しばらくよく釣れていましたが、5時を過ぎた頃からアタリが減少し、5時半にはまったくアタリがなくなりました。近場にいたキスの群れは、何処かへ移動したようでした。
    釣果は19匹、全て中型のキスでした。

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    ダイコンの種まき

    2025 9 22 (art25-0789)
    今年もダイコンを作ろうと、2本の畝に種を撒きました。

    畑に3本の畝を立てて、夏野菜(トマト、ナス、キュウリ、ピーマン)を栽培してきました。8月後半、トマトとキュウリの栽培が終わりました。古い株を根から取り除いて、2本の畝(手前と奥)をダイコン栽培用の畝に転換しました。苦土石灰を撒いてしばらく置いた後、堆肥をすき込みました。その後、元肥を入れて、畝を立てました。
    なお、ナスとピーマンの栽培は継続していますから、それらが植わっている中央の畝はそのままです。

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    9月に入っても、暑い日が続いていました。昨年の経験を踏まえて、種まきは、暑さが一段落して気温が下がってから行うことにしました。19日、畝の中程に、25cm間隔に穴をあけ、種を4粒づつ入れて土をかぶせました。播種後、畝全体を防虫ネットで覆いました。
    22日、芽が出てきました。

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