今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ハナズオウ

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これを書いている部屋の東側の窓から朝日が差し込みます。窓を開けると、ハナズオウの木が見えます。木と言っても、2m程のマメ科の落葉低木です。名前の由来は、花の色が染料の蘇芳(すおう)で染めた色(蘇芳色)に似ているからと言われています。

4月には濃い桃色の花を付けていました。花形はマメ科らしく蝶型です。蝶型の花が、直接枝に付きます。しかも、葉が出る前ですから、花、花、花が枝を覆いつくしました。豪快です。

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それから1ヶ月程経つこの時期になると、花は豆果に変容しています。数cmの豆の莢が枝から直接ぶらさがります。莢、莢、莢が茎を覆い尽くします。数が数だけに異様です。莢は、緑色から薄いワイン色になり、夏を過ぎると茶褐色に変わります。しかも、水分を失ってカサカサになります。

家内は、気持ち悪いと言って、莢をむしり取りました。取り終わった木を見て、すっきりした、と満足気です。
ハナズオウの木は涼しげな姿になり、ハート型の葉が目に付くようになりました。

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温泉水配管の漏水と修理工事

2019 05 27 (art19-0137)
ここの区民は自宅で温泉水を使っています。“はわい温泉” の温水が各宅に届きます。現在の配湯時間は午前6時~8時と午後5時半~10時です。朝夕、自宅の温泉風呂に入れます。

温泉の源泉は東郷湖の湖中にあります。そこから湧き出た温泉水が区の北東端に設けられた中島タンクに蓄えられ、そこから区民宅に届けられています。温泉の管理・運営は、羽合温泉協同開発事業団です。凡夫の家にも中島タンクから引かれた配管を通って温泉水が届きます。

我が家の横を通る路地に水漏れがありました。路地は広い道から折れたアスファルト敷の狭い道で、路地奥の住人と車が行き来します。水漏れに気づいたのは家内です。「温泉水の配湯時間になると路面が濡れる」と。濡れたアスファルトに手を当てると温かく感じましたから、漏れているのは温泉水です。 早速、温泉の管理事務所に出向き、その旨を伝えました。数日後、修理が行われました。温泉水は、以前修理したパイプの継手から漏れていました。

水道管の修理に興味がありましたので、修理作業の初めから終わりまで現場に立ち会い、作業を見学しました。
修理工程。
1.コンクリートカッター (切断機) で長方形にアスファルトを切断する。
2.コンクリートブレーカー (破砕機) でアスファルトを壊し地面を掘削する。
3.溜水を掻き出し、パイプをむき出しにする。
4.古い伸縮継手の両側のパイプを切断し取り除く。
5.パイプを継ぎ足し、新しい伸縮継手で連結する。
6.土砂でパイプ廻りを埋め、砂利で覆う。
7.数日間放置し、漏れがないことを確認する。
8.アスファルトを敷く。

修理工程1-6の作業時間は正味1時間程でした。作業を見学し、いくつか認識を新たにしました。1.パイプカッター器具を使えば、簡単にパイプを切断できること、2.接着剤を使って簡単にパイプ同士を継ぐことができること、3.市販の伸縮継手を使えば、簡単に切断パイプ端同士を連結できること。

作業を行ったK設備の親方の発言、「作業は機械と器具が行うものだ」は言い得て妙です。漏れた継手の交換自体は、とても簡単な作業に見えました。機会があれば、自分でやろうと思います。

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トマト チッソ過剰症状

2019 05 23 (art19-0136)
畑に苗を定植して3週間程経ちます。順調に成長していると書きたいのですが、そうは問屋が卸さないようです。

定植後、10日間ほどして、トマト(桃太郎)にチッソ過剰症状が現れました。葉の色が濃くなり、頭頂部の幼葉が外側に巻き、ずんぐりした姿になりました。この症状は、昨年、追肥として、肥料を過剰に施したときに現れたものと同じです。”暴れるトマト” がどんなものか目の当たりにしました。

定植前の土作り時に、堆肥と鶏糞を多量に投入したことが、肥料過多を招いたようです。さらに、鶏糞を発酵から乾燥に変えたことも、関与しているかもしれません。昨年より多目に施肥したのは、連作障害の回避が頭にあったからです。

さて、このチッソ過剰どうしたものか。畑土中のチッソ養分を排除することはできません。
トマトは、桃太郎の他に、フルーツ、アイコの2品種を植えています。こちらのトマトには、葉の色こそ濃くなりましたが、葉が巻くような症状は出ていません。チッソ過剰と言っても、どうしようもない程ひどくはないのかもしれません。この可能性にすがり、以下の3つのことを行いました。過剰養分の消費を分散させるために、(1)株間にトマト苗を追加する、(2)わき芽を残す。チッソの養分吸収を制限するために、(3)枯れない程度に水やりを控える。

それから、10日間程経ちます。相変わらず、生育旺盛です。茎の太さも増しました。途中で、二股になったりしています。かなり異様な姿です。ただ、この状態でも花と花芽を付けています。これが救いになります。継続的に花芽が付き、花が咲き、果実が肥大することを、祈るばかりです。

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宮本神社の狛犬

2019 05 20 (art19-0135)
区内に神社があります。宮本神社です。祭神は佐留田毘古神。社務所のない小さな神社で、普段は関係者の姿はありません。年に数度の神事の際には、東郷池の向こう岸に在住の神官がやって来て神事を務めます。

8日に狛犬が設置されたと、先の区の役員会で、神社総代から報告がありました。立派な狛犬とのことでしたので、ちょっと、見物してきました。

鳥居から拝殿へと続く参道に2体の狛犬が向き合って安置されていました。よくある「阿吽」の姿です。コンクリート製の土台の上に、石製の像がのっています。右側に口を開いた阿形、左側に口を閉じた吽形です。阿吽の形相は、梵字音の最初に口を開いて始まる ”阿” と最後に口を閉じて終わる ”吽” に対応し、宇宙の始まりと終わりを表していると言われています。
両狛犬とも座り姿勢です。右側の狛犬は、「玉取り」で、左前足で ”毬” を押えています。一方、左の狛犬は、「子取り」で、右前足で "子" を押えています。「玉取り」狛犬はオスで、「子取り」狛犬はメスです。”毬” (=玉)は 財宝や権力、”子” は子宝を表していると言われています。

狛犬設置の経緯に関し、Sさんから話を聞きました。
宮本神社と "千年亭" との結びつきは古く、石灯篭、拝殿に掛かっている鈴などの備品は、”千年亭” の寄進によるものだそうです。これを耳にした、”望湖楼” の社長が、今回、狛犬を寄進したいとの意向を表明したそうです。神社側は、これは願ったりと、受け入れたそうです。
確かに、鈴の紐の末端に取り付けてある六角箱には、奉納千年亭と文字が刻まれています。”千年亭” と ”望湖楼” は、はわい温泉で1,2を争う温泉宿です。外からの観光客だけでなく、地元民も、法要後の食事会や年始年末の集まり会等などに両旅館を利用しています。今回の発起、ちょっとしたライバル意識からでしょうか。意識はどうであれ、歓迎すべき狛犬です。

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”気づき”とホームページ

2019 05 16 (art19-0134)
“気づき” は見えるから、見えるは関心から。家内と畑に出て、野菜や果樹に取り付いている害虫を探します。凡夫が次から次と害虫を見つけることに、家内は驚きます。これは、凡夫の害虫への関心が強いからです。漫然とみていたのでは、見つけられません。

物を見つけるとは、光学系を介して網膜に投影された網膜像の情報が脳に伝搬され、そこで再構成された像から ”物” を識別し認知することです。光学的に目に入ってきた物ではなく、脳で認知された物が、見えている物と言えます。凡夫と家内の視神経に差異はなく、網膜像は同じです。しかし、関心の強弱によって識別度が変わり、結果として、認知に違いが生じます。家内には、“害虫を(光学的には)見ているのに、(認知されないので)見ていないのです”。結局のところ、「人は、見たいものを見ている」ことになります。

この点は写真を撮るときに分かります。カメラのファインダー(あるいは、ディスプレイモニター)を覗いて、シャッターを押します。“ある物” がはっきり見える写真がとれたと喜び勇んで、とれた写真を眺めると、期待と異なる写真がそこにあり、がっかりすることがあります。確かに、写真には “ある物” は写っていますが、周囲に余計なものがありすぎてはっきりしません。撮影時に、“ある物” に関心が偏向し、周囲のものが “見えていなかった” のです。

ホームページ/ブログを開設して、“気づき” が多くなりました。ブログ記事の “ネタ” を探していますから、周辺の出来事や変化に関心を持つようになり、いろいろな物が見えてきます。今まで見過ごしてきたであろうことに、目が留まります。多くは、“自然界で展開されている小さな生命の営み” です。田舎ならでは、ですかな。

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ところで、自分のホームページを開設し、楽しむためには、
(1) サーバーを借りること、
(2) 独自ドメインを取得すること、
(3) サーバーへファイルを転送すること、そして、
(4) ホームページを作成すること、
を実行することになります。

自前のホームページでは、お金を掛けないで楽しむことが第一でしょう。凡夫の場合は以下の通りです。
(1) と (2) :サクラインターネットのレンタルサーバーを使用しています。ライトプランです。使用料は年額 1,543円(月額換算:129円)、容量は10GB。独自ドメイン付きです。
(3) :サーバーとのファイル転送には、無料のソフトFileZillaを使用しています。
(4) :HP作成ソフトを使用せず、直接、HTMLとCSSを書き込んでいます。

インターネット料金を別とすれば、月額経費は 129円です。これはサーバーのレンタル料です。無料のサーバーを使用することも考えましたが、不本意な “ノイズ” の侵入を避けたいので有料のサーバーを使うことにしました。ホームページの内容はブログですから、10GBの容量があれば、凡夫が100歳になっても満杯になることはなかろうと踏んでいます。

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コナカイガラムシの卵嚢

2019 05 13 (art19-0133)
柿の葉の裏に、細長い白い綿状のものが付いていました。コナカイガラムシの卵嚢です。この中には成虫と沢山の卵が入っています。卵は深黄色の楕円形です。6月になると孵化して幼虫になります。幼虫は成長を続け、7月になると成虫となり、産卵します。冬になるまで、繁殖を数度繰り返し、幼虫で冬を迎えます。越冬した幼虫は、翌年成虫となり、5月には交尾して卵嚢に卵を産み付けます。

カイガラムシは、ロウ状の物質で体表面が覆われています。小さな貝殻(介殻)様です。この「カイガラ」は外敵から身を守り、乾燥を防いでいます。農薬が効きにくいのは、この「カイガラ」が農薬の浸透を妨げる為です。

カイガラムシは、柿の枝などで、数ミリの白い楕円形の塊としてよく目に入る虫です。これは、雌の幼虫や成虫です。ほとんど動くことなく汁液を摂取しています。雄の幼虫は、孵化後、動き回り、定着して蛹様に変態します。そして、羽化して脚と翅をもった成虫となります。飛ぶことができます。成虫の雄は口吻をもたず、食べることも水を飲むこともできません。ひたすら交尾に精を出し、交尾をすませると死にます。成虫の雄の寿命は、数時間から長くて数日です。雌の成虫の寿命は1ヶ月から半年のようです。
成虫の雌と雄は効率的に交尾相手を見つける必要があります。基本的に成虫の雌は動きませんから、雌は、雄に見つけてもらう必要があります。その為、交尾できる状態になった雌は、性フェロモン物質を放出し、飛翔できる雄を誘引します。

柿の木(種無し西条)から、50個ほどのコナカイガラムシの卵嚢を、葉に付いたまま回収しました。ライターの炎で焼殺しました。炎を近づけると、一瞬で焼け焦げます。

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ダイコンのとう立ち(2)

2019 05 09 (art19-0132)
畑に夏野菜の苗を定植する前の話です。
3月に、ダイコンが “とう立ち”(花芽をつける茎が伸長すること)したことを記事にしました(art19-0117)。”とう立ち” が始まったダイコンは、地下部の肥大化を停止すると言われています。一つ思い付き、ダメ元で、花芽を含む地上部をごっそり切り取り、様子をみることにしました。
ここまでが ”art19-0117” の記事です、そして、以下はその結果です。

しばらくすると葉の付け根から茎が伸長してきましたので、元の葉を残して、伸長してきた茎を切り取りました。1ヶ月経ち、元の葉に勢いがなくなりましたので、地下部を掘り起こしました。この間、取っても取っても、茎は次から次へと出てきました。これは、植物体全体が花芽形成のスイッチが入った状態にあることを示唆します。花芽形成の低温感応性は部分的・生育特異的な反応ではないと思われます。最初に伸長してきた茎を除去すれば、それ以降は出てこないといったことではないようです。

目論みははずれました。では、地下部の変化は。肥大しているようです。少なくとも、”とう立ち” した時期の地下部と比較すると、その肥大は明白です(art19-0117)。しかし、ダイコン特有の丸々と太った感はありません(art18-0093_ダイコンの収穫)。太目の根と言ったところです。側根が沢山出ています。細いものばかりでなく、太いものも見られました。正に、根の姿です。

持ち帰り、家内と試食してみました。外見からの予想通り、スジが多く、ダイコン特有のシャキシャキとした食感とは程遠いものでした。“おろし” にすれば食べれないことはありませんが、原形を残したまま食べるにはスジを柔らかくする手間が必要です。しかし、ダイコン独自の辛みはしっかり残っていますから、薬味としては使えそうです。

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椅子

2019 05 06 (art19-0131)
椅子を作りました。完成期日がある訳ではありませんので、遅々として進みませんでした。途中、ちょっと思い立っては小物を作ったりしていましたので、その分、時間がかかりました。恐らく、椅子一点に集中すれば、数日で完成するでしょう。今回はその何倍もの日数がかかりました。しかし、このダラダラとブラブラ、そしてゴソゴソこそが目下の暮らしの醍醐味であり、定年後に無職であることの意義であると思います。

良い椅子を作りたいと考えています。しかし、“どのような椅子をもって良い椅子” と言えるのか分かりません。実際に作ってみれば、何らかのヒントになるのではと考え、とりあえず、いくつか作ってみることにしました。このような椅子は試作品の予備の試作品になります。高価な木材は使えませんので、米松で作ることにしました。米松は、日本の松(マツ科マツ属)と同属ではなく、マツ科トガサワラ属の常緑針葉樹です。特徴として、適度に硬く、良好な加工性、ただし、樹脂成分が多いと、書物には記述されています。

さて、思案すべきは形です。椅子を側方から見た時の印象は、マル、シメ、サンカク、そしてシカクのどれかに該当すると思われます。今回は、作製が簡単なシカクとしました。いつものように、Jw-cadを用いて簡単な図面を描きました。サイズは工作の途中で変更することを鑑み、適当です。

次は、工作です。接合に “ほぞつぎ” を多用しますので、ホゾとホゾ穴の加工には電動トリマーを用いました。トリマー加工の方が、鑿と鋸で加工するより簡単で、時間をとりません。
今回の加工で特に問題になる箇所はありません。しかし、加工前の段階、直角面をもつ角材を準備することに手間取りました。安価な胴縁用の角材を用いましたので、表面の加工の他に、直角面を出す必要がありました。たまたま直角面が出ているものは、自動カンナ機にかければ済みますが、直角面が出ていないものは、まず、直角面を出す必要があります。これが、結構手間取りました。地道に鉋を掛けて角度を修正しました。素人の凡夫には、まだまだ、鉋を使いこなすことができないと実感しました。一面を端から端まで平坦かつ直角面になるように削ることができません。このあたりは、職人の腕が必要です。今回の凡夫の修正は完璧とは言えません。

完成した椅子に座ったり立ったりしながら、家内と品評しました。シンプルな形は悪くないのですが、いくつかの改良すべき点がありました。
(1)肘の幅が狭く、掛けた肘が安定しない。
(2)座面の前側に座ると、椅子全体が前屈する。
(3)体とのフィット感に乏しい。
1,2の改良のため、同型の椅子をもう一つ作る予定です。3に関しては、体形は人によって違いますから、フィット感をだすのは容易ではありません。ある体形に特化させることは、”my chair” としてはよいのですが、多数の人が座る椅子から逸脱しかねません。一つのアプローチは、構造を共通と個別に区分し、共通構造を構築し、それからの自在の変形を可能にすることでしょう。個々に対しては、構造そのものを変えるより、クッションなどの自在な可塑性素材で対応すべきかと考えます。

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夏野菜の栽培(2)

2019 05 02 (art19-0130)
平成が終わり、令和となりました。10連休でもあり、マスメディアは騒いでいるようですが、凡夫の日課に変化はありません。午前中は、机に向かい、調べものをしたり本を読んだりして過ごします。昼食後、納屋の作業部屋に入り、木工を楽しみます。夕方、畑の見回りに出かけます。

毎日同じようなことをしているせいか、記憶が交錯し、昨日と一昨日の区別ができないことが時々あります。ただ、湯梨浜町に転居後、日々の出来事をメモるようにしていますので、メモ帳(MSのエクセル)をみれば区別はできます。出来事をメモると言っても、特別なことではなく、些細な気づきやその日の行動です。毎年繰り返すこと、例えば野菜栽培、には、この種のメモ帳が役に立ちそうです。

昨年、初めて野菜作りに挑戦しました。予想以上の収穫量で、自家製野菜を存分に味わうことができました。家内にも好評でしたので、今年も、野菜を作ることにしました。種類は昨年と同じものです。トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、そして、パプリカです。前4種は野菜の代表格で、どの農家の畑でも見かけます。一方、パプリカはこのあたりの畑では見かけません。昨年、思いのほか、良質のパプリカが沢山収穫できましたので、今年も、栽培リストに入れました。また、スイカも加えています。

野菜栽培をググると、連作障害(同じ場所に同じ野菜を続けて作ると生育障害が発生すること)に関する記事を目にします。また、近所の人からも同じ内容のことを聞かされ、「来年は作る場所を変えないといけないよ」と助言されていました。
トマト、ナス、ピーマン、パプリカは、いづれもナス科です。キュウリとスイカはウリ科です。凡夫の畑は小さくスペースの制限があります。ナス科の野菜類が多く、昨年と今年で、ナス科同士の野菜を同じ場所にならないように配置することはできません。ただし、同種の野菜が昨年と被らないように配置することはできますので、こちらで行くことにしました。そして、同じナス科同士の連作障害がどの程度のものか体験することにします。

野菜の苗はホームセンター “いない” で揃えました。ただ、パプリカの苗は “コメリ” で購入しました。昨年同様、畑の道路側に、3列の畝を立て、1列あたり8本の苗を定植しました。トマト8本、ナス4本、ピーマン4本、パプリカ4本、キュウリ4本です。隣に、スイカ用の土地を確保し、2本の苗を植えました。スイカの蔓は果樹の方へ拡げるつもりです。昨年同様、アンドン囲いを施し、作業終了です。家内との共同作業でした。

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