今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

Pythonの亀グラフィックス

2019 08 29(art19-0166)
AIの 深層学習を理解するための前段階として、コンピュータープログラム言語、Pythonの独学を続けています(art19-0158)。合間に、Pythonモジュールの一つ、Turtle Graphics(亀グラフィックス)を使って、アレコレ描画しては気分転換をしています。亀グラフィックスは、”プログラミングってどういうものか”、を子供に教えるのに使われているそうです。確かに、子供でも楽しめる仕様になっています。もっとも、Pythonの入門として、大学の情報科学科の教材にも組み込まれているので、単なる子供のお遊戯道具ではありません。

画面に亀が登場し、指令(プログラムコード)に従って、画面上を亀が動き、線を描きます。子供がとっつきやすいように、亀が登場しますが、亀が嫌いな人は、他の形、例えば、矢印、などに変形することができます。指令のやり方は、Pythonプログラミングがオブジェクト指向型なので、「亀さん、200歩前にすすんで」、「亀さん、頭を左に60度回して」、「亀さん、100歩前に進んで」のように行います。(注意:100歩は、亀の歩幅がわかりませんので100単位距離のことです)

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二つの指令、「前に進め」と「頭を回せ」を組み合わせると、直線で構成されている図形を描くことができます。一方、円には、指令、「亀さん、円を描いて」(kame.circle (半径))が用意されています。

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亀を動かす指令はたいへん基本的なものだけが用意されています。亀を複雑に動かすには、基本指令をアレコレ組み合わせる必要があります。ここに、プログラミングのおもしろさがあると言えます。かなり複雑な図形も描かせることができるようです。ただし、実用的用途は意図されていないようで、精度の高い描画は無理なようです。まあ、子供のプログラミング教育や、凡夫のようなPython入門者向けですから。そうは言っても、亀さんがのろのろ移動しながら、少しづつ描いていくところを眺めているだけで、結構楽しめます。
以下は、24個の同じ同心円を配置しただけのものです。
 
166-2_python_draw_kame_c2_24 165_2_yuri
       

ユリの花

2019 08 26(art19-0165)
大きなツツジの老木が庭の中央にありました。枯れ枝が多くなり、全体に勢いが無くなっていましたので、昨年、根元を切断し老木全体を取り除きました。すると、庭の中央にぽっかりと隙間ができました。どうやって隙間を埋めようかとアレコレ思案しましたが、妙案が浮かばず、そのままにして1年になります。

夏の初め、この大きな隙間に、十数本のユリが生育してきました。お盆が終わる頃から白い花を咲かせています。ユリは、シンテッポウユリ(ユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物)です。同じような白い花を咲かせるテッポウユリに似ていますが、花が小さく、葉が細めです。また、テッポウユリはもっぱら球根で繁殖しますが、シンテッポウユリは、球根だけでなく、種子でもよく繁殖するようです。そのため、種子が散らばり、シンテッポウユリが一面に "勝手に" 生息してくることがあります。庭の状態がこれだと思います。どこにでもあるユリですが、花弁の白色はみごとです。

ユリクビナガハムシの幼虫(art18-008)がユリの葉を好み、放っておくと、葉がぼろぼろになるまで食べ尽くします。暑くなる前に殺虫剤を散布したところ、ユリの葉は無事に成長し花を咲かせてくれました。
縁側の椅子に座り、ユリの花を眺めながら、「ぽっかり空いた庭の隙間、このままでもよいかな」などと、家内と話し合っています。
 
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イチジク

2019 08 22(art19-0164)
畑のイチジクが沢山実を付けています。熟してきましたので、もぎ取って食べています。好天続きの日にとって食べると美味しいのですが、雨天の翌日のものは、薄味になり、イチジク特有のねっとりした甘味がなくなります。あいにく、今日は朝から雨です。高校野球の準決勝第1試合は、1時間遅れの10時に開始されました。

このイチジクの木は、随分前から植わっています。正確な品種名はわかりませんが、どこにでもある普通のイチジクです。乱雑に育った枝を取り除く程度で、きちんと管理されていたものではありません。しかし、毎年、実を付けていたと聞いています。近所に、放任状態のイチジクがあります。それでも実がついていますから、手のかからない果樹なのでしょう。

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畑のスペースに制約があり、伸び放題にしておけませんから、今年の1月に、剪定に挑戦しました。イチジクは、春に伸びる新梢の付け根から2,3節以降に実を付けると言われています。前年枝に2~3芽残して切り戻しました。隣のYさんのイチジクは、前年枝が、全て、つけ根から切り除かれ丸坊主状態です。凡夫はそこまで切り落していませんから、ごつごつとした樹姿にとどまっています。

鳥はイチジク果実の食べ頃を知っているようです。果皮が濃褐色になり、実(痩果がつまった果嚢)が柔らかくなってくると、嘴でつつき始めます。明日にでも収穫しようと思い、翌日行ってみると、穴があいています。いかにも美味しそうな、大きくなった果実がねらわれます。食べられてなるものかと、納屋からタマネギ保存用ネットなどを持ち出し、果実を覆ってみました。警戒するのか、鳥の食害はいまのところ回避されています。

収穫量が多い日のイチジクは、家内がジャムにします。朝食の自家製パンによく合います。
 
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超大型の台風10号?

2019 08 19(art19-0163)
今日は8月16日。中国地方を台風10号が通過した翌日です。母屋と納屋の間のスペースで、鉄管を切断していると、Kさんが脇道を通りすがりに言葉をかけてくれました。「せいがでるね」、続けて「台風がいってよかったなー。でも、いつ風が吹いたのかいな。テレビで、大型、大型といって騒いでいたのに」。同感です。台風が最も近づいた時(15日の18時頃)も、その前後の数時間にも、雨風はなく、時折日が差したりしていました。いつ来るのかな、そろそろ来るかな、と思っているうちに通過していたようです。

14日、畑に出て、”超大型” 台風に備えて、柿の木の暴風対策作業を行いました。柿の木は、畑の東端にあります。台風予報によると、東から強い風が吹くとのことでした。柿の幹が強風で裂けないようにロープを巻き、果実の重みでしなっている枝に紐をかけて、強風で枝が折れないように補強しました。完成した作品を眺めては、効果の程を知るべく台風の襲来の日を心待ちにしていました。しかし、当日、風が強く吹くことはなく、検証はできませんでした。肩透かしをくらった感じです。

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なにか誤解がありました。TV報道番組がこぞって「台風10号は超大型、超大型」と連呼し、海上の高波の映像を幾度となく放映していたため、強烈な風を伴った台風がやって来ると刷り込まれたようです。ただ、TV報道が超大型と言う割には、気圧(965hpa)や最大瞬間風速(40 m/s以下)の数字を見ると、どうと言うことのない台風とも思われ、違和感がありましたが。何をもって、超大型台風と言っていたのか理解しようと、気象庁のHPにアクセスしました。

台風は ”大きさ” と ”強さ” であらわしているそうです。
"大きさ" は、強風域(平均風速15m/s以上)の大きさによって分別し、大型(半径500~800km)と超大型(800km~)の階級を設けています。
"強さ" は、最大風速によって、強い(33~44m/s)、非常に強い(44~54m/s)、猛烈な(54m/s~)に分類しています。
両者を組み合わせて、"大型で非常に強い" 台風のように表現するそうです。

台風10号は、強風域が広かったので、超大型台風に区分されたようです。これは、広域で、樹木が倒れたり枝が折れるような、強烈な風が吹くことを表現している訳ではなかったのです。誤解はここから来ていました。

それにしても、この度のTV報道は、台風の ”大きさ” にスポットをあて過ぎて、我々が知りたいこと、即ち、台風の "強さ" を地域ごとに正確に伝えることがないがしろになっていたように思います。台風の到来をひかえ、予想される風の強さを知ることで、備えの程度・範囲を決めます。この度は、TV報道にまんまと乗せられて、不要な備えをやってしまいました。
台風が通過した15日、町の広報車が、「暴風警戒が発令されました」と、マイクの声を響かせながら町中を回っていました。無風の中。ご苦労さん。
 
163-2_taifuu  (気象庁のデータより)        

スイカ

2019 08 15(art19-0162)
四国の南西沖に接近した台風10号が、今日の夕方には島根と鳥取の県境当たりを通過するとの予報が出ています。今は、東からの風が、時折、吹く程度です。午後には、強い東風になるのでしょう。畑は、東側が自動車試験場の駐車場になっていますから、もろに東風を受けます。柿の実が大きくなり枝がたわんでいますので、強風で枝が折れないように、朝食前に、保護紐を掛けました。

さて、話はスイカです。今年も、畑にスイカ苗を2本植えて栽培したのですが、去年のように、大玉のスイカ(10.6Kg ref18-0036)は取れませんでした。理由は、7月の天候不順が長く続きつるが枯れてしまったことだと考えています。隣のYさんの畑のスイカも同じようにつるが枯れたようで、Yさん自身も、「今年のスイカは良くない」と言っていました。枯つるに残った小さなスイカを食べてみました。赤くはなっていましたがスイカ独特の甘みがありませんでした。

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今年は、自家製の美味しいスイカを食べることができないのかと、落胆していました。しかし、救いは思わぬところから出現するものです。

野菜畑とは別に、家内が、家の庭の奥に小さなスペースを作り、そこでスイカ苗を1本植えて育てていました。天候不順の間は、貧逆な生育をみせていましたが、悪天が終わり好天が続くと、急激に成長し、狭いスペース一杯につるがひしめき合っていました。この間、何度か交配を試みていたようですが、うまく着果した様子がありませんでした。半ばあきらめたのか、しばらく放置しているようでした。しかし、ある日、「交配しなかった所にスイカの実が付いている」と知らせてくれました。確かに、隣の家との境の方へ伸びたつるに、こぶし大の幼果がついていました。いつの間に育ったのか、とても不思議です。幼果は日増しに大きく成長します。そのうち、そのスイカの向こう側に、もう一つ、こぶし大のスイカを見つけました。家内に伝えると、家内も気づいていなかったようでとても驚いていました。ほぼ、毎日、家内は水やりで、凡夫は様子窺いで、庭のスイカ畑をみてきたつもりですが、2人とも、かなり大きくなるまで、気づきませんでした。実に不思議なことです。あたかも、一晩で大きくなり忽然と現れたかのようです

庭のスイカのつるはいつまでも勢いを保ち、スイカの果実はぐんぐん大きくなりました。8月の2週目にはいると、つるに勢いがなくなってきましたので、8月10日に収穫しました。重量は9.2kgでした。昨年のスイカには、ちょっと及びませんが、それでも、立派な大玉スイカです。これが家の庭でとれたのですから、驚きです。
娘と息子が来ていますので、家内が育てたスイカを切って食べるつもりですが、貰い物のスイカを食べることに追われ、試食はお預け状態です。今は、仏壇の前で、ころりと、お盆のお供え物になっています。多分、否、きっと、旨いでしょう。自家製のスイカですから。
 
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エアコンの故障

2019 08 12(art19-0161)
連日の猛暑。エアコンの調子がおかしくなりました。スイッチを入れると、室内機の送風ファンが回転し風が出てきます。しかし、いつまでたっても冷たい風になりません。その内、異常を知らせる警告ランプが点滅しました。窓を開けて室外機を覗くと、ファンは回転していません。リセットするため、コンセントを抜きました。コンセントを挿して、もう一度スイッチを入れてみましたが、同じ症状です。このエアコンは、1999年型(東芝のRAS-255YAR)ですから、20年程使っていたことになります。ガタが来るのも無理からぬことです。

エアコンは凡夫が使用している部屋のものです。異変に気づいたのは、朝。その後、強い日差しが東向きの窓にあたり、室温がぐんぐん上昇し、お昼前には33℃を超えました。なんとかせねばと思い、ファンが回らない室外機を点検することにしました。室外機の置かれている窓の周辺が日陰になるのを待ちました。

電気回路や配線図を ”ある程度” 読解できます。
在籍していた米子高専の電気科を無事卒業していれば、"ある程度" どころか、電気理論からその種の図面を易々と読解できるでしょうが、凡夫は中途退学者です。ここで言う "ある程度" の読解力は、むしろ、中学生の一時期に熱を上げていたラジオやアンプ等の作製からきています。当時、トランジスタが出まわっていましたが、凡夫は、もっぱら真空管を用いて自作していました。よその家から手に入れた古いラジオや蓄音機を分解したり、なけなしのお金をはたいて倉吉の模型屋で買ってきたりして、部品をせっせと集めては、あれこれ、組み立てて楽しんでいました。プリント基板自体の作製には手が届かず、もっぱら半田ごてを使って、端子と端子を接続していました。
先日、家内が2階の物置部屋から段ボール箱を持ち出して、廃棄してよいかと聞いてきました。箱の中身は、真空管、抵抗、コンデンサ、変圧器など、かつて集めた部品です。すっかり忘れていたのですが、眺めているうちに当時の記憶がよみがえってきました。なつかしい物達です。捨てないでそのままにしておくようにと家内には答えておきました。

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エアコンの冷房の原理は単純です。室外機と室内機を連結したパイプの中を冷媒(フロン系ガス)が循環します。循環中、冷媒は室外機で気体から液体へ、室内機で液体から気体へ状態を変えます。
状態が液体から気体へ変化する(気化)とき、熱が奪われ交換器は冷却されます。ファンで空気を送ると、交換器で冷やされた冷風が出てきます。これが、室内機がやっていることです。
一方、室外機でやっていることは、室内機で生じた気体を液体に変えるために、圧縮機で気体に圧力をかけます。そうすると、圧縮熱で温度が上昇しますが、この時、ファンを回して交換器を冷やすと、気体が液体に変化します。室外機を担う主要部品は、圧縮機(コンプレッサー)と冷却用ファンです。

室外機のファンが回らないと気体から液体への変換が起こりませんので、室内機へ液体を送ることができません。その為、室内機は交換機を冷却することができず、冷たい風を放出できません。まず点検すべきは、ファンの回らない室外機です。

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室外機の外装をとりはずし、制御基板をむき出しにしました。この種の電気機器は、電気回路図に故障時にチャックすべき箇所が明記されています。電気回路図が取扱い説明書に記載されていると、説明書自体を探しだすことが厄介ですが、幸いなことに、室外機の制御基板の保護カバーに、配線図がプリントされていました。配線図の横には、チェックリスト(1-4)が付いていました。
まず、ファンのモーター回路の断線の有無を調べました、問題なさそうです。次に、室外機自体に電気が来ているかどうかを調べました。これは、チェックリストの最初の項目に該当します。テスターを持ち出して、接続線の入力端子の電圧を調べました。ファンを回転させる電圧(100V)と制御電圧(十数V)が来ています。しかし、室外機側の基板端子には、その電圧が検出されません。はて? 接続線の端子と室外機側の端子を連結するコネクタで接触不良が起きてるようです。そこで、一旦コネクタの接続ピンを取り外し、再度ピンを挿入したところ、室外機側にも100Vの電圧が検出されました。 ついでに、チェックリストの2-4を検査しましたが、おかしなところはありませんでした。コンプレッサーの3相交流電圧にも問題はなさそうでした。

エアコンのスイッチを入れると、室外機のファンが回転を始め、室内機から出てくる風が徐々に冷たくなりました。とりあえず、使えるようになりました。今回の故障の原因は、接続の不具合(接触不良)という単純なものでした。長く使っている電気器機に起こりがちなガタです。定年退職者の凡夫には、今回の点検と修理(修理と呼べるかな?)は、気分転換を兼ねた暇つぶしになりました。
 
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高校野球

2019 08 08(art19-0160)
今日(8日)は、 6時前 に畑に出かけ、柿の木にバダンSG水溶剤を散布しました。カキノヘタムシ対策です。6月に1回目の散布を行い、今回は2回目の散布です。今年も、沢山の果実が付いています。このまま収穫まで持たせ、昨年同様、沢山の干し柿をつくりたいものです。

一風呂浴びてさっぱりした後、”夏の甲子園” に県の選抜として出場した、米子東高の試合をTV観戦しました。

今、終了したところです。智弁和歌山に1:8で敗れました。大差で負けると予想していましたが、その通りになりました。ただ、5回まで、森下先発投手が智弁和歌山の打線を1点に抑えていましたので、なんとか試合を最後まで楽しむことが出来ました。1,2回に大量点が入ると、その後の試合が面白くありません。
試合中も、試合後も、米子東高の選手はいい顔をしていました。

米子東高の ”夏の甲子園” 出場は、今回で14回になります。出場回数トップの鳥取西高の23回につづく回数です。両高の "夏の甲子園" 出場回数が多いことの一因は、創立が古く(米子東は1899年、鳥取西は1873年、ちなみに、倉吉東は1909年)、出場のチャンスが多くあったのだと考えられます。

米子東と鳥取西は、公立高校で、県の1,2を争う進学高です。このような高校が甲子園に出場することは快事です。応援のしがいがあります。多くの私立高が、全国から優秀な選手を集めて強い野球部を作り、甲子園に出場することが当たり前なご時世です。県の選抜として出て来た選手を、地元の人は誰も知らないと言ったことが極普通のご時世です。TVの前で、縁もゆかりもない選手を応援せざるを得ないご時世です。こんなご時世だからこそ、米子東のような公立高校の出場、続けて欲しいものです。
 
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蒜山高原のヒマワリ畑

2019 08 05(art19-0159)
車検に出した車が戻ってきました。その際、タイヤを交換しましたので、新タイヤになった車の乗り心地をみるために、蒜山高原へドライブに出かけました。3日の猛暑日のことです。運転担当は、もっぱら、家内です。

倉吉市街を抜け、313号線を南下し、岡山県との県境の山地方面へ車を進めました。途中、犬挟トンネルの手前で、道の駅 “犬挟”(いぬばさり)に立ち寄りました。入ってすぐの右側に、小さな飼育ケースが、多数、並んでいました。オスとメスの2匹の大きなカブトムシが入っています。売り物で、値段は500円でした。また、丸カップ容器の中で、数匹のメダカが水草ホテイアオイを仰ぎみて元気に泳いでいました。こちらも売り物で、500円から1000円の値札付き。気にいったオレンジ色のメダカ((楊貴妃)がいましので、復路に再訪し手に入れて飼ってみようと思いましたが、ちょっと迷いが。まあ、それは帰りに決めることにして、まずは、腹ごしらえをしようと売店の奥に設けられた食堂に入りました。2人とも、ざるそばを食べました。あまり期待していなかったのですが、「なかなかのものだな」と言葉を交わしながら喉越しを味わいました。お腹も満たされ気持ちよく、道の駅を後にすることができました。再び、313号線に戻り、蒜山高原への道を走行しました。

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蒜山高原では、休暇村にちょっと立ち寄り、そして、ジャージーランド(蒜山酪農農業協同組合直営のレジャー施設)へ向かいました。途中、自転車道が車道と並走し、サイクリングに興じている若者や子供連れのグループを、多数、見かけました。「おいおい暑くないのかい」と声を掛けたくなります。高原とは言え、標高がせいぜい500-600mですから、平地との気温差は3℃前後で、やはり、強い日差しの下では、とても暑く感じます。風のない日中は特に。
こんな日は、ジャージー牛乳で作られたソフトクリームを食べなくてはと、ジャージーランドへの道を急ぎました。

ジャージーランドの駐車場は満杯状態でした。我々と同じように、ソフトクリームに吸い寄せられたのでしょう。レストランに隣接したソフトクリーム売り場は、人、人、人でごった返していました。我々も長い列の最後尾に付き、どうにか、ソフトクリームを手に入れました。屋外に出ると、強い日差しを浴びて、瞬時に先端部が溶けます。それでも、暑い中、食べたソフトクリームは格別でした。

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この時期のもう一つの目玉は、ヒマワリ畑です。畑は、レストランの裏側、山腹から続いたゆるやかな斜面にあります。今回、ヒマワリは見事に咲き誇っていました。畑一面、花、花、花、です。実に壮観です。昨年、開花前にここに来た時、開花したヒマワリ畑の景観を頭に描いたのですが、実際の風景はそれ以上のものでした。圧倒されます。ヒマワリ畑の背後には蒜山(1,202m) が穏やかな姿を見せていました。
ヒマワリの花は、一様に、少し南によった東の上方を向いていました。ヒマワリは「いつも太陽のほうを向いている」と言われていますが、この動きは成長期にある若いヒマワリのことで、成長が終わり、開花する頃には動きがなくなり、花はいつも一定方向(光を遮るものが無い場所では東)を向いているそうです。

追記:下駄箱の上に置いた水槽で、"楊貴妃" は元気に泳いでいます。
 
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AI(人工知能)

2019 08 01(art19-0158)
AI(Artificial Intelligence:人口知能)が話題になっています。これまで人間でなければできないと思われてきたことがAI、あるいはAI+ロボットでも可能になり始めています。近い将来、仕事の多くはAI+ロボットが担当することになりそうです。AI+ロボットの得意な分野の仕事は、AI+ロボットに任せざるを得ないでしょう。膨大なデータの解析やそれに基づく判断、そして定型的作業などです。これらの分野では、ハラリ氏の論説している『役立たず階級』の出現どころか、ほぼ全ての人が『役立たず』です。ここでの ”役立たず” とは、「AI+ロボットより優れた成果を出す知識や能力をもたない」 と定義されています。

で、AIって何? AIがやっていることの実態が今一ピンときません。それを実感するためには、AIが負うている機械学習を理解する必要がありそうです。機械学習とは、一般向きには、「明示的にプログラミングすることなく、コンピュータに学ぶ能力を与えようとする研究分野」と定義されています。機械学習は、ロボットの他、検索エンジン・医療診断・市場予測・DNA配列解析・音声認識・ゲーム戦略など、幅広い分野で用いられています(参照 ウィキペディア)。

老化して頼りない頭脳ですが、ちょっと面白そうですから、機械学習のアルゴリズムとプログラムを勉強することにしました。ただし、機械学習がどういうものかを実感できればよいので、そのレベルの勉強です。とりあえずは、斎郷康毅著「ゼロから作るDeep Learning 」(オライリー・ジャパン)を読破することを課題にします。この本の副題は「Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」とありますから、Pythonプログラム言語も学習せざるをえません。時間が掛かりそうですが、時間はたっぷりありますから気長に構えます。ここは、退職者の余裕です。このところ、事情があり木工作業を休んでいますから、代わりの暇つぶしになりそうです。
 
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