オニヤンマ
2022 9 29 (art22-0480)
先日の土曜日、鹿野町へ出かけて「週末だけのまちのみせ」を観光してきたことを、ブログにしました。その帰りに、おもしろ市場によって、「鹿野そぼ処」のざるそばを食べたのですが、駐車場で、ちょっとした、サプライズがありました。
駐車場の奥に車を停めて、お店の方へ歩いていると、何かが家内のシャツにとまりました。突然のことで、それもかなり大きな物だったので、家内は驚いていました。何かと見ると、オニヤンマです。家内がシャツをめくっても逃げません。顔をしっかりとみることが出来ました。右の前脚が一本取れているようで、弱っているのかと思いましたが、その内、勢いよく飛び去りました。
オニヤンマは、日本最大のトンボです。大きな緑色の複眼と、黄色と黒色の縞模様の体をもちます。なりが大きいので、目立ちますが、この数年、見たことがありません。今回は、嬉しいサプライズでした。
鹿野町「週末だけのまちのみせ」
2022 9 26 (art22-0479)
鹿野町の「わったいな祭」は毎年10月下旬(23日ごろ)に鹿野城下で開催されます。それに先行して、「週末だけのまちのみせ」と題して、土日にいろいろな店が出店します。多くは、民家の玄関口に小物を陳列するだけのものです。また、道路脇や広場などで飲食物を販売しています。
「週末だけのまちのみせ」がどんなものか、一度観てみようということで、土曜日 (24日) 、2人で出かけました。
鹿野町には、新型コロナウイルス感染症騒ぎの前(2019年3月)に出かけて、鹿野城跡公園を見て回りました。池の近くに、『鳥の劇場』がありました。廃校になった小学校と幼稚園の建物・体育館を劇場として使っていました。
山陰道を浜村鹿野温泉ICで降りて、南へ走り、鹿野町に入りました。鹿野町総合支所の駐車場に車を停めました。駐車場の入口に設けられた受付で、検温と住所氏名の記入を済ませて、鹿野城下に足を運びました。すこし早く来過ぎたようで(11時前)、街路に人がいません。その分、ゆっくりと、街並みを観光することができました。結構古い家屋が残っています。
ぐるっと一回りしましたが、入ってみたい店はありませんでした。家内は、2,3の店に入りましたが、すぐに出てきました。店内が狭くて、ゆっくりできないと言っています。また、興味を引かれる物もないようでした。
お昼近くになると、人が徐々に増えてきました。そろそろ引き上げようかと話していると、少し離れたところで人集りが出来ていました。怪獣の出現です。
鹿野そばを食べて帰ろうと、総合支所隣の蕎麦屋「鹿野そば道場」を目指しましたが、人が多く待ち時間がありそうでしたから、少し離れた所にある「おもしろ市場」の「鹿野そば処」に入りました。ざるそばを食べました。旨いそばです。前回もこの店で食べていますが、その時も、旨いなーと舌鼓を打ちました。近所のおばさんが作っているようですが、旨いそばです。ただ、薄味に慣れている我々には、そばつゆが濃すぎますが。
ブレッドケース(木工)
2022 9 22 (art22-0478)
家内の要望で、ブレッドケースを作りました。
我が家の朝食はパン食です。毎朝、自家製の焼きたてのパンを食べています。
ブレッドケースのサイズは、パン1斤が入るように、内寸 13x15x18cm (縦横高さ)としました。材料は、近くのホームセンターで購入した桐の集成材です。厚さは13mm。10mm厚の桐板で作ろうと考えていたのですが、ホームセンターには13mm厚のものしかありませんでした。
本体と蓋の枠は、45度にカットした木口同士を接着して(“留つぎ”)作りました。本体の底板は嵌め込み、蓋の天板はべた付け。本体と蓋の合わせは、本体の外側の4辺、蓋側の内側の4辺をカットして段差を作り、段差同士を合わせる “印籠型” としました。蓋が本体に隙間無く閉まります。
桐材は、給水性や吸湿性が小さいため湿気や水分が遮断されれるので、衣類を保存する箪笥などに使用されています。また、熱伝導率が非常に低く(0.063kcal /min℃)燃えにくいため、貴重品を保存する金庫の内箱などに使用されています。
今回初めて、桐材を使いました。軽い、軽量木材で知られてるバルサ材よりちょっと重い程度です。加工が容易。また、臭いもほとんどありませんから、菓子や果物などをちょっとしまっておく箱の材料に適しています。折を見て、幾種かの箱を作ってみようと思います。
台風14号
2022 9 19 (art22-0477)
山口県の西端に上陸した台風14号がこちらに向かっています。予報では、夕方から雨風が強くなるそうです。今は、まだ、雨風は強くありません。
昨日、台風に備えて作業を行いました。
1.ミカン畑の防風ネットの枠に、支え棒を2本追加した。
2.くわい床を囲っている防風ネットの支柱を杉の棒を打って補強した。
3.柿の枝を、ビニール紐で固定した。
予報によると、今日の夕方、風が強くなり、風向きが、南東→南→南西と、時間とともに変わるそうです。更に、明朝、こんどは北西→北→北東と、風向きが変わるそうです。
畑のプルーンとポポーは収穫を終えています。気がかりなのは、柿です。果実が大きくなり、重みで枝が垂れていますから、ちょっとした風でも大きく揺れます。揺れるだけならばよいのですが、強い風に煽られて枝が折れるのではないかと心配です。南風だと、畑の南側に住宅がありますから風よけになってくれますが、北風や東風だと、遮るものが何もありませんから、柿を直撃します。
前回の台風(11号)が日本海を通過する前に、柿の枝をビニール紐で固定したのですが (art22-0474)、今回、更に固定しました。特に、北側と東側の枝を。
ところで、台風ニュースに流れる、「経験したことのない暴風」という表現が、耳に着きます。違和感があります。
ダイコンの種まき
2022 9 15 (art22-0476)
今年も、ダイコンを作ります。
トマトを育てていた畝をつぶして、堆肥と肥料を入れて耕し、ダイコン栽培用の畝を立てました。25cm間隔に3粒つづの種を播きました。畝全体を防虫ネットで覆って完了です。播いた種は、アタリア農園産の “総太り” ダイコンです。
ダイコンの栽培は、今年で5回目になります。最初の年 (2018年) は大きなダイコンが取れました (art18-0093)。しかし、 次の年から、年々、小さくなっています。同じ場所で作るから、いわゆる、輪作障害、でしょうか。あるいは、夏野菜をいつまでも栽培しているために、ダイコンの播種が遅れて、寒くなる前に茎葉が十分生育できず、根部の肥大が滞るからでしょうか。輪作障害であれば厄介ですが、播種遅れであれば、早く播けば済むことです。今年は、2018年の12日より3日早く、9日に播きました。さて、どうなるものやら。
3日後の12日には発芽して、子葉を展開しました。種の袋に、発芽率85%以上と記載されていますが、確かに、発芽率のよい種です。下は、今朝の様子です。ちょっと畑に行って撮ってきました。
バンドソーの改造
2022 9 12 (art22-0475)
夏野菜の栽培がぼぼ終わり、畑での作業から、木工部屋(裏の納屋の2階)での作業が多くなってきました。気温が幾分低くなり汗まみれからは解放されたのですが、まだ、蚊には悩まされます。作業をおこなっていると、蚊が寄ってきます。中断して、両手で叩くのですが、なかなか叩きつぶせません。蚊は左右移動は不得手であるので、上下に叩くとよいと、何処かに書いてありましたが、蚊を前にすると、思わず、左右に叩いています。で、蚊は逃れてどこかへ。本来上下に叩く習性がありませんから、間髪をいれず、上下にパチンと叩くには、訓練で習得することでしょうか。
さて、RYOBI社のバンドソー(帯鋸、TBS-80)を今年の2月に購入して使っています(art22-0416)。安物のバンドソーですが、よく切れますので重宝しています。カトラリー作成時の曲線切り用に購入したのですが、直線もそれなりに切れます。厚さ4,5cm、長さ2m近くの杉の端材を縦に切断することが出来ます。
このバンドソーの切断できる厚さは80mmまでです。アレコレ作っていると、90mm厚の木材を曲線で切りたくなりました。
そこで、ちょっと改造を施しました。木材にあたる帯鋸刃の幅を、上方に5mm、下方に5mm、合わせて10mm広げることにしました。上方の5mmは、ソーカバーを5mmだけ上に移動できるように、セリガイド移動金属板の長穴をヤスリで5mm削りました。下方の5mmは、テーブルが5mm低くなるように、テーブル取り付け部(3箇所)を5mm削りました。
ちょっとした改造で、90mm厚の木材が切れるようになりました。
ポポーの果実が落下する(台風11号)
2022 9 8 (art22-0474)
6日、大型台風11号が、日本海を北東に通過しました。大型だけのことはあって、強風域(風速15m/sec以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲)が広く(半径575km)、中国地方はすっぽりと強風域に入りました。通過にともない、東寄りの南風が、真南になり、西寄りに変わりました。また、なま暖かい風からひんやりとした風に変わりました。
台風の通過前に行ったこと。
1.カキの枝(大きくなった果実の重みでたわんでいる)を、ハウスタック紐で固定する。
2.ポポーの枝をハウスタック紐で固定する。
3.大きく伸びたナスの枝を支柱に麻紐で固定する。
通過後の様子。
1.カキは無事。2.ポポーも無事、ただし、果実が落下。3.ナスも無事。
風速が15m/secに届かなかったこと、南からの風であったこと、が幸いしました。草木は、風で煽られていたのでしょうが、なんとか、持ちこたえました。
ただ、2つしか成っていないポポーの果実が一つ落下しました。3本のポポーの木を畑小屋の裏地で育てていますが、一番奥の木に、今年初めて、花が咲き、結実しました(art22-0435、art22-0440)。この木の周囲をネットで囲っていたこと、また、果実がついていた枝は下方であったこともあって、まさか、此度の台風で落ちるとは思っていませんでした。
ポポーの収穫時期は、果皮が黄緑色になって、柔らかくなったころです。また、食べ頃になると、香りがします。収穫後、数日、追熟させると表皮が黒くなり、甘味と香が増すと言われています。ただ、日持ちはしません。
落下した果実は、果皮が黄緑色になっていました、また、少し柔らかくなっていました。しかし、香りがありませんから、このまま置いて、様子をみることにしました。2日後の今朝、果皮が黒ずみ、柔らかが増しています。しかも、香ります。
食べてみることにしました。真ん中で割ってみると、おおきな黒い種が入っていました。スプーンですくって、果肉の濃厚な甘さを味わいました。旨い。半分食べた家内も美味しいと言っていました。パン朝食に、プルーンの他にポポーが加わりました。ともに自家製です。そうそう、パンも自家製でした。
木には、もう一つ、果実が成っていますから、もう一度、自家製ポポーを味わうことができます。
ポポーの木は、2018年10月に苗木を植えてから、4年目になります。
畑(野菜)の様子(3)
2022 9 5 (art22-0473)
台風11号が九州の西の海から北東へ日本海を通過するようで、明日には、ここも、暴風圏内にはいるそうです。今は、晴天で風も殆どないのですが、嵐の前の静けさと言ったところでしょうか。予報では、風速10-15mの南風です。プルーンとカキが気がかりです。ただ、畑の南側に家屋がありますから、南風であれば、いくらかは、抑えてくれるでしょう。今日のうちに、枝を固定して風に備えるつもりです。
さて、野菜栽培の話です。トマトが終わり、キュウリもぼぼ終了しました。ナスとピーマンは残っています。
手前の畝でミニトマトの3株(薄皮ピンキー、フルティカ、千果)を栽培していました。
ある日、薄皮ピンキーの葉が萎れて、回復することなく、枯れてしまいました。しばらくして、隣のフルティカが、そして少し間をおいて、隣の千果が枯れてしまいました。株を処分して耕起しました。同じ畝で栽培していた大玉の桃太郎の根部はなかなか抜けなかったのですが、ミニトマトはどれも簡単に抜けました。貧弱な根部でした。どうやら、ミニトマトは根腐れを起こしていたようです。また、少し離れた畝で栽培していたミニトマトのアイコも、8月中旬に枯れてしまいました。
毎年庭木の剪定をお願いしている植木屋のYさんの話でも、ミニトマトだけが早々に枯れてしまったとのことです。
トマトの収穫総数は、以下の通りです。ミニトマトは200個収穫できれば ”よし” と思いますが、早期に枯れた薄皮ピンキーとフルティカは200個にとどきませんでした。千果とアイコは200個以上の果実が収穫できました。桃太郎は16個ほどです。今年は、間隔を狭くして1本仕立てで栽培しました。1段あたり4果を付けると、4段で16個になります。
トマトを栽培した畝で、ダイコンを栽培するつもりです。
キュウリは、ひところ調子が良かったのですが、8月中頃以降、降雨を伴った不安定な天気が続き、うどんこ病、そして、炭疽病が発生しました。農薬を使いたくなかったので、病葉の除去で対処したのですが、病気の進行を止めることができず、上部の葉にも病斑が現れています。今の様相は、下部はつるのみで上部に少し葉が付いていると言ったところです。
収穫総数は、以下の通りです。昨年よく実をつけた強健豊作が今年は、不作でした。生育不良で、株が小さく、結実数も少しでした。株あたり100本の収穫を目指したのですが、達成できたのは、夏すずみだけでした。まだまだ修行が足りません。ただ、スペースの制約があって、つるを広く展開できない場合、どうすれば沢山のキュウリをとれるか、分かったような気がします。
昨年までは、病害虫の発生に合わせて最小限の農薬を使いましたが、今年は、農薬を一切使っていません。『病害虫に強い、健康な野菜を栽培すること』、少しは、近づけたのかな? もっとも、使った苗は病害虫抵抗性を付与された苗でしたが。
ナスとピーマンの収穫はしばらく続きそうです。
プルーンの収穫
2022 9 1 (art22-0472)
今年1回目の収穫です。70個ぼど、収穫してみました。プルーンの木はシュガープルーンです。
6月中旬に、防虫対策として、指先大に生長した幼果に袋を掛けたプルーンです(art22-0449)。袋はナシ用の小袋を用いました。果実が肥大してくると、木の周辺に落下した袋がみられるようになりました。袋を破ってみると、袋に穴を開けて、虫が果実を齧っています。コガネムシのようです。落下は、7月中旬から始まり8月中旬まで続きました。心配していたシンクイムシによる被害果はほとんど見られませんでした。
落下袋を回収することが、畑の見廻り時の一つの作業になりました。ただ、落下は1日数個でしたから、作業と言えるようなものではありませんが。
収穫した果実の一つにも、虫害は見あたりませんでした。果皮の色は、濃い紫紅色で、表面は果粉に覆われて白っぽっく見えます。生食にはすこし硬かったのですが、食べてみると甘味がのっていました。箱に入れて追熟させます。例年通り、柔らかくなったところで生食し、残りはドライプルーンに加工します。
【戻る】