畑(野菜)の様子
2022 5 30(art22-0445)
トマト(7株)、ピーマン(3株)、ナス(3株)、キュウリ(4株)が育っています。
キュウリに、まだ7,8枚の葉を展開しているだけの幼株ですが、既に、ウリハムシがとりついでいます。葉に円状の齧り跡をつけた後に、円内の葉を食べて穴をあけます (art18-0024)。見つけ次第、捕殺するようにしています。いつもは、ウリハムシを捕まえようと手を伸ばすと、ポトリと落ちていたのですが、今年の、あるいは、この時期のウリハムシは、気配を察して飛び立ちます。一度、飛び立つと、なかなか目で追えず、逃がしてしまうことになります。しばらくすると戻ってきますから、始末に負えません。
キュウリは4品種植えていますが、面白いことに、ウリハムシはもっぱら、品種 “夏いずみ” にとりついています。いずれの品種も、ぼぼ同じ大きさに生長していますから、植物体の大小の違いでは無さそうです。味?の好みがあるのでしょか。
トマトには、羽のあるアブラムシ(有翅型)がたかっています。色は、赤色と緑色と黒色です。よく見かける集団状態のアブラムシには羽がありません。これは、飛んで来た有翅虫が羽を落として単為生殖を繰り返して繁殖したものです。有翅型アブラムシ、目に付いたら捕殺しています。茎葉にたかり、ぼーっと?していますから、簡単に掴み取れます。しかし、小さいので見落としがあります。ただ、赤色の有翅型アブラムシはけっこう目に付きます。
クワイの栽培
2022 5 26(art22-0444)
今年も、クワイ床を設けて白クワイを栽培しています。ただし、クワイ床は1つです。昨年は、2つの床で栽培しました (art21-0342)。予想以上に沢山のクワイがとれました (art21-0400) から、今年は床を1つにしました。
収穫を終えた床の土を回収し、新たに、田圃の上層の土を入れました。堆肥と牛糞、そして、介殻石灰を加えてかき混ぜた後、水を入れました。数日後、よく攪拌し1日寝かせて、クワイ床の完成です。
このクワイ床に5つの種芋を植えました。
水を張った床ですから、植えた当初の種芋は水没しています。水面下で、ゆっくり伸長していましたが、ひとたび、幼茎が水上に出てくると、伸長が早くなり、今では、クワイ独特な矢じり形の幼葉を見せています。
スプーン立て
2022 5 23(art22-0443)
輪切り材に穴を開けて、スプーン立てを作りました。
ヤマザクラの木を使うつもりで、丸太から一辺10cmの立法体を切り出しました。数ヶ月そのままにしていると割れ目が入りました。乾きが十分でなかったようで、放置中に水分が抜けて、内外部の伸縮率の差から割れが生じたのでしょう。厚い材木の乾燥、かなり厄介なことのようです。
ヤマザクラの木を諦めて、ギンモクセイの木を使うことにしました。この木は、隣家の庭に植わっていた木です。上部が電線に懸かるようになったので伐採するとのことでしたから、何かに使えるだろうともらって、納屋の奥に仮置きしていたものです。
輪切りにしてみると、小さな道管が不規則に分布しています。これは、紋様孔材と呼ばれている道管の分布・配列様式の一つだそうです。他には、環孔材(年輪に沿って環状に並んでいるもの、カヤキ、ナラ、キリ、チーク)、散孔材(年輪全域にわたって大きさがほぼ同じ道管が均等に分布しているもの、ブナ、ホオ、サクラ、カツラ、シナ)、放射孔材(樹心を中心に放射状に配列しているもの、シラカシ)が知られています。
作成
ギンモクセイの丸太を切断し、直径12-14cm、厚さ9cmの輪切り材を用意しました。これに、直径5.5cm、深さ7.5cmの穴をあけました。穴あけは、12mm径のドリルで、多数の穴を開けた後、ノミで穴をつなぎ、自作のロールサンダーで磨いて仕上げました。手持ちのホールソーでは、歯が立ちませんでしたので、原始的な穴あけ作業になりました。何かよい方法はないものかと、思案しています。
周辺部は、7.7cm辺の正4角形に切断し、上部の角を傾斜をつけて落としました。
以前作ったスプーン (art22-0420) を立てました。紋様孔材の特徴である道管の不規則な分布がちょっとした模様となって、目を引きます。外部形状を工夫すれば、この模様をもっと生かすことができそうです。
畑の雑草
2022 5 19 (art22-0442)
朝と夕方の2回、畑の見回りを行っています。畑は、集落の周辺に位置し、ミカン畑とクワイ床は龍神区、野菜畑は中島区にあります。いずれも、家から徒歩5分程です。しかし、龍神区と中島区は、集落の西側と東側に位置しますから、畑回りは、集落を抜けて西へ行き、集落をぐるっと回って東へ行くことになります。
道すがら、いくつかの畑を見ることになります。あのジャガイモは良く育っているな、あのタマネギはちょっと様子が変だぞ、あのニンニクは順調だな、あの畑にはトウモロコシが植わっているな、とか思ひながら。昨今は、あの畑にはアンドンが立っている、あの畑のアンドンは取り外されている、などです。ちなみに、我が家の畑は、トマトのアンドンが取り除かれて、支柱に固定されています。ナス、ピーマン、キューリはアンドンの中にあります。
畑を回っているとき、必ずと言っていいほど、Yさん、3人のKさん、Wさん、そしてOさんの畑には人がいます。なにかゴソゴソ作業されています。そして、これらの畑には、一年を通して、多種類の野菜が植わっています、そして、雑草を見ることがありません。
夏野菜栽培の作業の大半は、除草であると言われています。「とってもとっても、生えてくると」と、Wさんは言います。雑草は、1.土壌の養分や水分を取る、2.日光を遮る、3.病害虫の温床になる、などと言われています。その為か、野菜の栽培畑では、草取りや草刈り作業が行われています。しかし、この作業は本当に必要なのでしょうか。草1本もない状態にする意味があるのでしょうか。作業の大変さを考えると、どこまで必要なのかと考えてしまいます。雑草には土壌の保湿や改良効果がある、とも言われていいますから。
ウメの消毒
2022 5 16 (art22-0441)
今朝、早く起きて、ウメの木の消毒を行いました。作業を終えて、自家温泉風呂に入りさっぱりしたところです。
ウメの木が大きくなりました。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言いますが、本当に、梅の枝葉は、ぐんぐん伸長します。今年は、ウメの木、特に豊後品種、に沢山の果実が付きました。
ところで、ウメの果実が大きくなると、果実の表面に黒い斑点(かいよう病や黒星病)が出てきます。自家用のウメですから、多少の斑点は気になりません。しかし、物は試しと農薬を散布することにしました。収穫時期を考えて、使用する農薬は、残留量が収穫時期までに基準値以下になり安全が確保されるものを選びました。
散布作業には、プルーンのチャドクガ退治のために購入した、KOSHIN社の蓄圧式噴霧器を使用しました。肩にかけて、片手でレバーを上下させてタンクに圧力をかけると、その圧力でタンク内の液がホースを通ってパイプ先のノズルから噴霧されます。散布中、手動でレバーを上げ下げすることになりますが、特に問題なく使えています。
今回の農薬散布、効果があるのかどうか、ちょっと、楽しみです。ただ、無散布群がありませんので、正確な比較はできません。例年と較べて云々といったところかな。
ポポーの花、その後
2022 5 12 (art22-0440)
先日のブログで、初めてポポーに花が付き、早く咲いた花から雄しべを採集して、若い花の雌しべに付けたやったことを書きました (art22-0435)。この人工授粉が功を奏したようで、一部着果したようです。いつかの花は花柄の付け根から離脱しましたが、2個の花が、花弁を落とした後も、少しふくらんだ子房を残しています。ポポーの赤ちゃんです。順調に育ってくれることを願っています。
ポポーの木は3本、南北に並んで植わっています。今年花をつけたのは、両端の2本の木です。北側の木には1つの花が、南側の木には数個の花が付きました。受粉に成功し子房が膨らんでいる木は、南側の木です。この木は、他の2つに較べて、一回り大きな樹形をしています。定植したときはぼぼ同じサイズでしたから、場所が良かったのでしょう。
ポポーの葉は大きくなります。風に煽られ葉同士が接触すると、ひどく傷つきます。それを避ける為、南側の木の四方をネットで囲いました。
夏野菜の栽培(植え付け)2022年
2022 5 9 (art22-0439)
新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、2人とも陰性でした。横浜から帰って3日後の7日に、倉吉の某薬局の駐車場で、唾を車中採集し、薬局の人に渡しました。その日の夕方、PCR検査結果のメールが届きました。検査は無料です。なお、検査を帰宅3日後に受けたのは、ステルスオミクロン株BA.2の潜伏期間が2.9日と報告されているからです。
さて、夏野菜の栽培です。今年で5回目になります。栽培も4回もやると、性分として飽きが来ています。しかし、自家製野菜を食べたいとは思いますので、今年も、夏野菜を作ることにしました。
ホームセンターで、定番の野菜苗(トマト、ナス、キュウリ、ピーマン)を購入し、畑に植え付けました。これまでは、4mの畝に8本の野菜苗を植えていました。今年は、6本にしました。理由は、8本だと株間が狭く、根張りのスペースが制限されて、夏の暑い時期に弱体化するように思われたからです。また、キュウリやミニトマトはつるや枝が広範囲に伸長しますから、株間を広くとった方が過密や混雑を回避できます。
定植後、例年通り、アンドンをかけました。
横浜行き
2022 5 5 (art22-0438)
昨日(4日)、横浜から帰ってきました。29日から6日間、横浜のマンションの掃除と片付けでした。久しぶりの横浜でしたから、何処かへ出かけようと考えていましたが、次から次と物が出てきて、処分に追われてしまい、外出の時間が取れませんでした。最終日の朝も、片付け作業に追われて、慌ただしく戸締りをして帰路につくしまつです。
出てくる物が単なる古い物であれば、捨てることができますが、懐がついた古い物となれば、なかなか捨てることができません。特に、子供たち関連の物は。子育てを一人で引き受けていた家内は、当時のことを思い出すようで、「どうしようどうしよう」と言っては、なかなか手を動かしません。一つ一つ手にとって「これは、捨ててもいいだろう」と、自分を納得させるかのように言ってはゴミ袋に突っ込んでいました。古物の山は、幾分小さくなりはしても、それでも、山になります。
羽田空港からの、そして、空港への車中には、多くの乗客がひしめいていました。空港は人人人で溢れていました。新型コロナウイルス、どこ吹く風です。家内の話では、最寄り駅傍の食料店 ”ローゼン” は買い物客でごった返し状態だそうです。また、空港への途中に寄った娘夫婦の住居近くの商店街も賑わていました。これが日常なのでしょう。このところ感染者数が安定しているようですから、もはや、ウイルス感染に過剰な警戒感をもつ必要はなさそうです。
帰ってみると、庭に咲いていた花はそのままで、家内が種から育てているヘチマ苗も無事でした。水槽の金魚とメダカは元気に泳いでいました。夕方には、横浜から送り出した宅配荷物も届きました。
3日後の7日に、2人で新型コロナウイルスのPCR検査を受けます。結果が陰性であれば、この度の横浜行きはオーライです。ただ、今は、2人とも疲れが少し残っているようですが。
横浜の住居
2022 5 2 (art22-0437)
29日から、家内と2人でかつて住んでいた横浜のマンションで過ごしています。新型コロナウイルスの感染騒ぎが続き、長い間来ていませんでした。部屋中埃が溜まっていました。連日、家内とせっせと掃除と片付けをしています。定年退職して家内と京都へ移住した後、一時期、娘がここに住み、勤務先の東京へ通っていました。その娘も結婚して出て行きましたから、ここに住む人はいなくなりました。住む人のいなくなった家は荒れると聞いていましたが、まさにそうです。
マンション周辺の景観に大きな変化はありません。ただ、新築の家が目立ちます。4階の窓から見下ろすと、敷地内のテニスコートと駐車場に隣接して、家々が所狭しと軒を並べています。かつては、竹林であった所です。
また、すぐ近くのいたち川沿いの小道の両脇にも、新築の家が群がっています。こんな所にまで、家を建てて住みたいものかと、思う所に。そうまでして、一軒家を持ちたいものなのでしょうか。窓を開けると、隣家の壁しか見えないと思うのですが。
昨日は、東京に住む娘夫婦が子供を連れて、また、家内の実家から義兄夫婦と娘さんが訪ねてくれました。子供は、生後5ヶ月の男の子で、まだ、這うことができず、頭を上げて、おなかを軸に、クルクル回っています。動きの活発な子供です。我々にとっては、初孫です。この子を取り囲んで、皆で崎陽軒のシュウマイ弁当を食べました。
長い間、人がいなかった部屋に、突如、多くの人の話声や笑い声が充満し、部屋も一気に息を吹き返したことでしょう。
【戻る】